分科学会の法人化により何が変わるのか?
私の認識:社会への発言力が強まる.今までとは段違い
4月より,現在の日本理学療法士学会の分科学会(12分化学会)と部門(8部門)は一般社団法人日本理学療法学会連合となります.
現分化学会が法人格を有する一般社団法人〇〇理学療法学会、現部門が法人格を有さない学術団体として〇〇理学療法研究会となります.(研究会は意志と実績により将来的には学会化する運びとなります)現在,それぞれの学会・研究会で会員を募集しています.ぜひ登録を!
という内容の連絡をよく頂くのですが,ちょっと経緯が分からなかったので,登録していなかったのです.HP等を読み込んでやっと内容が見えてきました.法人化して会員を増やすことで日本学術会議に認知してもらいたいのではないかと.何よりも理学療法士協会や理学療法士自身の分野を広げるためにも日本学術会議に認知してもらい,学術的に理学療法士の効果を広く国に伝える土俵に登りたいのでは無いでしょうか.日本学術会議自体は,研究者の国会と言われているぐらい,学識を政府に,政策に訴えられる場のようです.その土俵に現在,理学療法士界隈は登ることが出来ていません.声高に,『理学療法士の(セラピスト)の地位向上を!』と宣言しても,それを聞き入れてくれる場に立ってないのが現状です.私の理解が足りない可能性もあるので,皆さんのご意見,コメントをいろいろ頂きたいところです.
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