「やりたいことが見つからない」という部下に対してどう回答すればいいか その2
前回に続いて、「やりたいことが見つからない」という部下に対してどう対応すればよいのかをお伝えしていきます!
「適した職」ってどう見つけるの?
「好きを仕事に」とならんでよく聞くのが、「自分が心底やりたい、情熱を持てる仕事に」というアドバイスでしょう。
誰しも心の中にも仕事への熱い思いが眠っているという前提で、その情熱に火を点けてくれる適職を探すというものです。
素晴らしい話なのですが、適職ってそもそもどこかにあるものを自ら探索していくものなのでしょうか。
筆者としてもここの当たりは「YES」とも「NO」とも実は言えません。
これについて、ジョージタウン大学のインタビュー調査(*1)では、適職に就くことができた(と思っている)人の大半は、事前に「明確な目的」を決めていなかったといいます。
つまり、適職を得たのはほとんどが偶然の産物だと言えるわけです。
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