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リハコン×松山先生Vol3

こんばんは,リハコン事務局です.


昨日は,リハコン×松山先生Vol3として
ゲストスピーカーに花の丘病院,リハ部門長であり,日本福祉大学大学院で実務家教員をされていた経歴をもつ,木村先生をお迎えしました.
モデレーターはリハコンメンバーで現役教員である桑江先生.
学校教育,臨床実習,卒後教育について,激論が交わされ,まさにどっぷり教育に関する1時間超でした.

主な議題:
①コロナでの新人教育体制の変化
②臨床実習(CCS)の導入に関して
③教育システム,ラダーの作成
④実習を十分に経験していない学生に対して


いずれも白熱した内容で,次々と話題,提案,疑問が止まらない1時間でした.

リハコンでも教育システム,ラダーの作成のお手伝いをさせていただいていますので,特に③教育システム,ラダーの作成は非常に参考になりました.

その内容をちょっとだけオープンしつつ,振り返ります.

松山先生,木村先生がマネジメントされている組織のクリニカルラダーを,セミナー内で呈示いただいたのですが,実習教育から臨床教育までを一連のラダーとして組まれていました.
そして被評価者がどのレベルなのかを判定し,適切な経験を与えてステップアップできるようシステムを組まれていました.

各階層,レベルに必要な能力を抽象的でなく,できるだけ具体化,定量化して構成されているラダーに感動しました.落とし込むのにかなり時間がかかったんじゃないかと思います...

しかし,組織によって必要となる人材が異なりますので,そのままの用いることができるわけではありません.
組織は社会から何を求められていて,それを下支えする人材はどういった能力を備える必要があるか,ここまでを組み入れて作っていくマインドが必要であるとのことでした.

いやー,非常に勉強になりました!!
教育とマネジメントが切り離せない,というワードも飛びだし,教育システムを小手先で作っても意味がなく,組織理念,文化といった根幹から整えていく必要があると感じました.

そして何より,松山先生,木村先生の熱量がすごくて,教育にかける想いが強いんだろうなと感じました.理論的な背景から,具体的な実践まで伺うには,時間がいくらあっても足りない,そんな印象でした.

視聴者の方からの質問もいただき,現場で困っているミドルマネージャーや,教育に困っているセラピストの皆さんの力にもなったのではないでしょうか.

大好評であった,リハコン×松山先生×木村先生の次回開催もほぼ確定!?のようです!!次回はよりインタラクティブなイベントを企画中です.

今回参加いただき,もっと話が聞きたい,疑問を解決したいという方.
もしくは,今回参加できなかった方も,ぜひご参加ください!!

リハコンマガジン購読者の方は,毎回のセミナーを無料で参加いただけます.
また7月29日はマガジン購読者限定で,リハコンメンバーと組織運営,経営についてケースディスカッションを実施します.
どんな内容か気になる方も多いと思いますが,安心を!
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では,失礼いたします.


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