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前職は消防士-転身理由は父の病を機に実感した資産形成の重要性

コンサルティングDiv. Executive
持丸 雅士|Masashi Mochimaru

資産形成を知るきっかけに。
お金で不幸になる人を減らしたい。

2級ファイナンシャルプランニング技能士、AFPの有資格者の持丸雅士。
2019年2月にココザス株式会社に入社し、現在はコンサルティング Div. のExecutiveとして営業の第一線に立つ。
資産形成を通じて、正しいお金との向き合い方をより多くの人に広めていきたい」と熱意を込めて語る。

前職は千葉県消防局の消防士、かつ化学機動中隊所属という業界では異色の経歴を持つ持丸。
公務員から投資コンサルタントへ転身を決意した背景には、身をもって資産形成の重要性を知ったある出来事があった。

神奈川県出身の持丸は、両親の離婚により母と姉、弟の4人家族で育った。
同じ県内に離れて暮らす父親とはごくたまに会う関係。
子どもたちが自立し、母が再婚して地方へ移住すると、父親とはますます疎遠になっていった。

消防士4年目を迎えた頃、突然叔母から1本の電話が入った。
「あなたのお父さんが倒れた」
他の家族は遠方で暮らしていたことと長男である責任感から、すぐに千葉から横浜の病院へ飛んで行った。
そこで待っていたのは、癌に侵された父の余命宣告だった。
「父は自分が看病する」と決め、入院や手術、抗がん剤治療にかかる費用を準備するため、父の資産状況を確認。
ところが貯金は少なく、年金も保険もわずかな給付しか見込めず、愕然とした。

「父は職人で、自分の仕事以外のことについては無頓着だったんです。
父が倒れたと連絡が来たとき、病気への備えや老後資金、貯金や保険など人生に必要なお金について『なぜもっと早くに考えておかなかったんだろう』と思いました。
将来を見すえたマネープランを立てること、資産形成の大切さを実感した出来事でした。」

実は、持丸は消防士として勤務しながら、視野を広げるために簿記やファイナンスについて独学で学び、ファイナンシャルプランニング技能士の資格を取得していた。
お金の知識を学んでおきながら、病気が発覚する前に、父親にその重要性を伝えられなかったことを心から悔やんだ。
同時に、父のような職人や一般家庭の人の多くは、お金について学ぶ機会すらほとんどないということにも気が付いた。

お金のことで不幸になる人を減らしたい
そんな想いに駆り立てられたが、猛勉強の末につかんだ消防士の仕事を辞めることは、すぐに決断できなかった。
そこで、知人のライフプランナーに相談したところ「投資コンサルティング」という事業分野があることを知った。
しかし、保険や不動産など扱う商品が決まっている会社では、伝えられることに限界がある。
そう考えていたとき、ココザスと出会ったのだ。

「『多くの人をお金の不安から解放し、皆がワクワクしながら生きていける世界を創る』というココザスのビジョンに深く共感したんです。
さまざまな投資商品を扱い、顧客一人ひとりの状況に合わせた最適な提案を目指すココザスなら、お金で困っている人を助けられるのではないかと確信しました。
公務員ではできなかったような、備えることの重要性を一人でも多くの人に伝えること。
これをやっていきたいと思いました。」

こうして持丸は転身を決意。
千葉から引っ越し、父の看病を続けながらココザスで新たなキャリアをスタートさせた。
お客様に正しい知識を伝え広くアドバイスができるようにと、第一種証券外務員、住宅ローンアドバイザー、生命保険募集人などの資格も取得。

現在、担当する顧客は100名を超える。
「子どもへ資産を残したい」「老後の資産管理はどうすればいいか」「借金があるがこれから家を持ちたい」などさまざまな相談が寄せられる。
持丸と面談をした後、ほとんどのお客様は自分の経済状況と真摯に向き合うようになり、お金に対する考え方がガラリと変わるという。

また現在では個人向けのコンサルティング以外にも企業にお勤めの社員向けセミナーや小学校で講義を行うなど、多岐に渡りお金の大切さを伝えていく活動を広げている。

2021年11月に行われた講演の様子@武蔵野市立関前南小学校

「資産形成はすべての人にとって必要なことで、お金に関する正しい知識や情報は知っているだけで自分を守る盾になる。
お客様自身やそのご家族と一緒に、未来を描きながら提案できることが一番のやりがいです。
今後は、まだココザスで扱っていない商品を中心とした新規事業やCFP(世界共通水準のファイナンシャルプランニング認定)の資格認定にも挑戦したい。
ココザスは、社長はじめメンバー全員が、熱い想いと志を持っています。
何でも話せる寛容さがありながら、それぞれ独立心を持って仕事に取り組む社風が気に入っています。
私もコアメンバーとして成長し、一人でも多くの人に盾を渡していきたいです。」


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