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なぜココナッツオイルでパンなのか?2

前回の続きです。

なぜ、パンがあまり好きではないウィン代表がパンを作ろうと思ったのか。

そもそも代表はパンがあまり好きではありませんでした。
そして、ココナッツオイルを使用したパンづくり事業に
疑問を持っていたのも事実です。

代表は、自社製ココナッツオイルを作り始めた時、
一般的にパンに使われる油脂について、いろいろと学びました。

そこで、パンにはいろいろ精製された油脂が使用され、
トランス脂肪酸というあまり体に良くない油脂が使われているとわかります。
オイルだけじゃなく、小麦粉や材料についても調べてみました。
店頭では「焼き立て」「天然酵母」「石窯焼!」と色々看板が出ていても、
何の材料を使ったか表示義務がない。
袋で売られるパンの材料表示を見ると、
本物の卵や牛乳でないようなものが材料として含まれていることを知り、驚きます。

こんなに手間がかかるパンが、日本ではなんでこんなに安いのか、
美味しくなくても知らないうちにたくさん食べてしまうのはどうしてかな、
というようないろいろな疑問も、とにかく調べてみました。

その時に、ちゃんとした材料で作ったら、とても高くなること、
日本人は皆さんパンが好きでよく食べるので、
高いと買えないこともその時にわかりました。

本当においしいパンを作ったらパンをたくさん食べなくても満足できるんじゃないか

でも、本当においしいパンを作ったら、そんなにパンをたくさん食べなくても満足できるんじゃないか

と思いはじめます。
(勉強して、質の悪い輸入品小麦粉は特に、中毒性があるということを知ったので…)
その頃、サービスエリアでパンをねだる子供の母親が、

「外で買うパンにはどんな材料が入っているかわからないからあまり食べさせたくない」

という声を耳にします。

「子供たちに安心して食べさせられるパンがあったらいいだろうな。だったら作ってみよう!」

と奮起!!
当社のトランス酸0のココナッツオイルを使用し、本格的に開発することとなりました。

当初、材料や器具の揃わないアジアの田舎でも製造できるよう、
カンボジアで石窯や炭火で焼くパンの開発を始めていました。
カンボジアでできればミャンマーでもできるし、
電気がなくともパンが焼ける。

ココナツオイルを作って、パンも作れたら村に仕事がもっとできると思ったのです。

カンボジアから日本に帰国し、日本で石窯づくりの研究を本格的に始めます。広島(福山)でも石窯を作りました。

そして、今の倉敷の石窯に至ります。


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ここくん/COCOROLL
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