サナミラーで高度すぎる「プレイングでの会話」をした話
初めまして。
大阪で活動しているここちゃびと申します。
サナミラーの考察noteを読んでいただいた方、ありがとうございました。
今回は昨日大会で知り合いとサナミラーをした時に、お互いの読みとプレイングがすごかったので喋りたいというだけの内容です。
短めなので良ければ見て行ってください。
相手 先攻1ターン目
ラルトスでスタート。
ヘビーボールでマシマシラ、ポフィンでラルトスを2体出して終了。
自分 後攻1ターン目
ラルトススタート。
ベンチにラルトス、トップのマシラを置く。
手札はキルリア1、ナンジャモ、他はエネなど。
普段のサナミラーなら次の番にキルリアに進化してからナンジャモを打つプレイをするが、今回はそのままナンジャモをプレイした。
何故かわかるでしょうか。
A. 相手がナンジャモを持っているとほぼ確信していたから
なぜ確信していたかと言うと、相手が先にヘビーボールをプレイしたから。
サーナイトは序盤のハイパーボールやリファインのコストが苦しいことが多いため、必要ないならヘビーボールは温存したい。そのためポフィンからプレイして種が落ちているならヘビーボール、というのが一般的。
しかし、相手はヘビーボールが先だったので、「手札にナンジャモがあるからコスト関係ないんだな」と思っていた。
なのでキルリアを保持しておく意味がないためナンジャモをプレイした。
ここまではただ自分の読みが冴えていただけになるが、すごいのはここから。
試合後にこの話をしたら、「手札にサポもキルリアも何もなかった」と言う。
じゃあなんでヘビーボール先に使ったの?と聞くと、「ナンジャモ打ってほしかったからブラフかけた」とのこと。
化け物すぎませんか?
補足すると、試合開始前に自分が「先攻でも良かったな~」と、よくある会話ですが、その発言から手札にキルリアとナンジャモがあると思ってこのプレイに至ったらしい。当然だけど試合前に手札について喋るのは絶対にやめよう。
自分で言うのもなんですが、相手のこのプレイ順でナンジャモを持っていると推測できるのも、後攻1ターン目にナンジャモを打たない選択をできる人も多くないと思います。
相手が順番を間違えるわけがない上手い人だからこその読みだったが、一歩上をいかれました。
相手は「プレイの順番でそこまで読めて後1でナンジャモを打たない選択ができる人にしか意味のないブラフだから、ここちゃびさんを信用した俺の勝ち」と言っていました。本当にそうです。
プレイの順番に違和感を覚えなければ意味のないブラフですし、普通にナンジャモを打つ人にも意味のないブラフです。完全にしてやられた、という気持ちでむしろ清々しかったです。
という使い手同士ならではのプレイングの話でした。
読んでくださってありがとうございました。