見出し画像

現代語俳句の会投句作品と日記

傘ひとつ心ふたつよ春時雨

かわいいを辞書から奪う猫の子よ

蜃気楼手を振り返す遠い友

褪せてこそ日記帳にも春の虹

レモン水舌出してこそ恋の味

◈以下、未採用句◈

磨いても傷そのままにエメラルド

とつとつと汗を流すかアイスティー

ブラウスよ若葉の下で逢えるひと

◈◈◈◈◈

こんばんは、笹塚です。GW、気がつけばあと一日で終わってしまいますね。旅行もレジャーも、ないないづくしのGWです。

冒頭に載せたのは「現代語俳句の会」4月分に投句した作品たちとボツにした句です。エメラルドって季語なのかな??

ないといえば、創作へのエネルギーもあまり湧かなくて、特に今は短歌でパニックというか低迷期、恋人でいうなら倦怠期を迎えているようです。詠んでも詠んでも消しては消して。これはなかなかしんどいステータスだわ、あんなに好きだったのに(苦笑。

少し距離を置けということでしょうか。冷却期間というか。ああ、本当に恋人みたいだー。

俳句の話を少し。今月は切れ字などテクニカルな部分に頭を持っていかれて、肝心の余情や雰囲気を二の次にしてしまったかな、という反省があります。

初心にかえってもっと自然体で詠みたいです。あとは日ごろからもっと数を詠もうとも。

つい句会用にキープしてしまう癖(?)があるのですが、もっとたくさん詠んでたくさん捨てて(多作多捨)、もっともっと磨きをかけたいです。

あと、他の方の作品に触れることが大切ですね。私は特に独りよがりになりがちなので、新しい視点や価値観を咀嚼して取り込んでいくこと、これも大切。

……。

真面目か!

いや、好きなだけです。好きこそ物の上手なれ。でありたい。

あ、そっか、この気持ちがあればスランプも悪くない、とだんだん思えてきたぞ。むしろ尊い時間かもしれぬ、むむ。もちろん早く抜け出したいけど!

トンネルを抜けるとそこにはどんな景色が広がっているのでしょう。なんとなーく、楽しみになってきた。ああ、単純なスペックでよかった←

よくぞここまで辿りついてくれた。嬉しいです。