天国は渋谷にあったよ
おはようございます、笹塚です。昨日からゴールデンウィークに突入し、さっそく楽しんでまいりました。渋谷・LOFT HEAVENで行われた、もらすとしずむ主催「Beggining19.6 ぴあのまじっく」に参戦してきましたよー♪
渋谷駅に向かうのに、連休初日の新宿&山手線は避けたかったので、久々に井の頭線に乗りました。少し混んでたけど、座れたからOK。渋谷駅に着いたのが12時くらい、開演は12:20だったので、もしライブハウスまで迷ったらやばいな……と不安だったのですが、LOFT HEAVENのウェブサイトの案内がとてもわかりやすくて、正しい道順を見つける旅をしているようなゲーム感覚でそれはそれで楽しかったです。
開演前に、会場に無事に到着!
私の期待値は最高潮に。入り口は、こんな感じ↓
ライブハウスに入って初めて気づいたのですが、背もたれつきのイスがずらりと並んでいました。おぉ、座れるのかー! もらすとしずむのライブで全席着席タイプって、私は初めてでした。(私は体力なし子さんなので、いつも他のハコでは頑張って壁際に寄りかかったり数少ないイスを求めてさまよっていました。笑)座れるの、とてもありがたかったです。
ドリンクは、グレープフルーツジュースにしました。お酒で割るだろうから当たり前なんですが、果汁100%でお子様な舌の私には酸っぱめに感じました。でも、飲み干せるくらい美味しかったです。
顔馴染みのnoterさんもたくさん来てて、テンション上がりました。そもそも今回の「ぴあのまじっく」は、もらすとしずむの10さんがnoteで出会ったアーティスト、「Coffy and Mary Ann」と「ユアミトス」に声をかけて実現したライブだということもあり、ライブハウス全体がちょっとした「noteがリアルに飛び出してきた」ようなワクワク感に溢れていました。
さて、肝心の内容なのですが、ライブを飾る一番手はユアミトス! 初めて触れる音楽だったのですが、美しさと力強さを兼ね備え、かつ繊細な歌声とサウンドに、すっかり心を持っていかれました。特に「灯火」は油断すると涙腺が崩壊しそうでやばかったです。演奏後、1stミニアルバム「イノセント」を購入。「灯火」が収録されていたので即決でした。これからどんどん聴き込んで、他の機会のライブにも遊びに行ってみたいです! 新しい出会いに、心から感謝です。
続いてはCoffy and Mary Ann!2月の荻窪ライブ以来です。全部聴き込んでいる曲だったので、ノリノリで楽しみました。コール&レスポンスができる「Call」では私も声を振り絞って「ズレってたってー大丈夫っ!!」「違ってたってー大丈夫っ!!」と目一杯レスポンスしました。た、楽しい!一体感というのでしょうか、一緒に演奏に参加しているような気分になり、とても熱くなりました。そして、今回のライブならではだったのが、もらすとしずむのドラマー、吉村ロデムさんとのコラボ! ロデムさんのがつんと骨太なドラムと、メリアンさんのピアノ、そしてCoffyさんの歌声が重なって、すごい化学反応が起きました。いいもん聴いた…!
そしてトリはもらすとしずむ! 「今日は出しちゃいたいんで」という10さんの宣言通り、ほんとすごかったです。新曲が多かった(ですよね?)ため、予測不可能なサウンドとモロゾフさんの妖艶な歌声にもう、全身を委ねていました。食道から胃袋のあたりにズンズン襲ってくる音楽が最高すぎて、とてつもない非日常の世界へ連れていかれました。やばい、ずっとこの空間にいたい。この後地元に戻ったら済ませなきゃならない用事があったこととか、文学フリマ用の釣り銭を両替しわすれてたこととか、そんなことはもうどうでもよくなっちゃって。最後の「スワン頭痛」が演奏終了後、少し頭がふわふわしてました。
そうそう、ラストにはまさかのメリアンさんが参戦! ピアノも強烈なうねりを生み出していました。うあー、今日しか見られない(かもしれない)奇跡のコラボ! 感激っ!!
三組ともそれぞれの個性が際立ち、とても内容の濃いライブでした。あっという間の2時間半ちょいでした。参加できて本当に良かった、最高のゴールデンウィークのはじまりかたができました!
思うのは、ライブハウスは自由な空間というか、自由が生まれる空間だということ。特に決まったお作法などないし、音楽に耳を傾けることもあればドリンクを味わうこともあれば、近くの人とおしゃべりを楽しむこともあれば。もちろん主役は音楽なんですが、それに合わせて手拍子したり足でリズムをとったり写真を撮ったり体を揺らしてみたりするのも、全部自由。「表現すること」において、その自由がぽこぽこと生まれるのが、生演奏が聴けるライブハウスならではじゃないかな、なんてことを感じました。角度を変えて言えば、余計な抑圧から解放されて、出したい自分を出せる場所。そしてその「場」を作っているのは出演者であり、ライブハウスのスタッフであり、また参加した私たちでもあるんだろうなぁ、と。これって最高じゃない? とか。
ライブは一期一会だから、同じステージは二度とない。私自身、その昔高円寺の小さなカフェでお芝居をしていた経験もあってか、この、「一度きりの生きた世界」を味わうことが本当に楽しくてしょうがないのです。これだからライブはいいよねー、たまんないよね。なんかもうすごい贅沢した感じで、心が満ち満ちておりますよ。
あー、これ書いてたら昨日の興奮が蘇ってきた笑。5月のライブにはちょっと顔を出せそうにない(うち一回は文学フリマとまるかぶり)けど、次は6月22日(土)、吉祥寺NEPOかな。楽しみだん!
出演者の皆さま、最高のステージをありがとうございました。会場でお話してくれたnoterの方々、お会いできて嬉しかったです。よかったらまた構ってやってください〜。
天候こそあいにくの曇り、小雨でしたが、気持ちは初夏の青空のごとくスカッとしました。あんな心地よい気分で渋谷を歩いたのは、初めてかもしれません(もともと渋谷は苦手なほうなのです)。
もらすとしずむの演奏で大暴れしてた重低音(好きすぎる)のおかげで空腹MAXだったので、帰りに乗換駅で「はらドーナッツ」を買いました。
ここ、とても美味しいし体に優しいらしいので大好きなんですが、私が降車するのはなんといっても終点なので、電車がホームに来る前に頑張って急いで食べました。はたから見たら、幸せそうな顔してドーナッツもぐもぐしてるオバさんがいるな、くらいだったでしょうけど笑。
家に帰ってから、ボランティアで訪問カウンセリングに行っていた夫(だから今回ライブに誘えなかったのです……)に、ライブの様子を話したら、私があまりにも嬉しそうに話すので、
「楽しかったんだねぇ、いいなぁ……」
と、ちょっと拗ねておりました。ごめんね、うふふ、その通り、めっちゃ楽しかったわよ!
さー10連休はまだまだ始まったばかり、今回のライブを皮切りに、たくさんエンジョイしたいと思いまーす。では皆さま、今日もよい一日を!
よくぞここまで辿りついてくれた。嬉しいです。