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非共感といふ心地よさ

おはようございます。金曜日。なんと甘美な響き……。しかしながら、夫が職場の忘年会のため夕飯をどうしようかと思案している、そんな出勤中です。一人でものんびり過ごせるご飯どころ、新宿周辺にありますかね?

さて、前々からいろいろな人が「推し」について語るのがとてもいいなぁと思ってて、「好きな気持ち」に正直なことってクールだよなって。

以前、今以上にひねくれてた時には好きなものは好きと言える気持ちを抱き締め殺したいくらいには思ってて(安っ!)でもやっぱり好きだからなーこれは随意で止められる気持ちでもないからなーとか。

明日、私の親友がディズニーランドに行くそうで、なんとお土産を買ってきてくれるとのことで、好きなディズニーキャラクターをいくつか教えて!とLINEをくれたのです。女神が、女神がここにもおった……。

そんなわけで、「『非共感』に軸を置いたらそれなりにいい線をいくであろう笹塚的ディズニーキャラクターランキング」発表〜(「わかる〜!」とほいほい言われると「むー」となるひねくれ者ゆえ、ご容赦を!)

5位 くまのプーさん

わりとメジャーなラインから攻めます。「ぼかぁ、はちみつが大好きなんだぁ」とのたまう泰然とした姿。体のシルエットに複雑な親近感。何より、「なぜ上半身にしか服を着ていないのか」に言及することが野暮なところも好き。

4位 アリス

アリスが「ディズニープリンセス」枠なのかはわかりませんが、他のそれ系キャラクターの中でも歴史が深く、それでいて当初から「王子様を待つのではなくて自分で行動して冒険する」という描かれかたがとても好きでした。周辺のキャラクターたちもおかしくて良い。

3位 (プレーンクレイジーバージョンの)ミッキーマウス

今のなぜか肌色から黒い耳が飛び出している人間に寄せた妙な姿ではなく、「蒸気船ウイリー」などに出てくる超初期のミッキー。モノクロフイルムにばっちり映えるビジュアル、さっくり毒とチャームを撒き散らして「アハハ!」とか笑う姿は、とてもポジティブな意味で狂気めいています。

2位 オズワルド・ザ・ラッキーラビット

この子には隠れファンが多いのだそう。プレーンクレイジーミッキーに似ていますが、お耳がビョーンとのびた、なんともご機嫌なフェローです。どうやらグッズ類がディズニーリゾート内でしかほとんど手に入らないらしく、なんとなく買ったぬいぐるみ(1,800円程度で購入)があるサイトで5,000円位で転売されてて、おぉ……とおののきました。

(私信:あなたにはオズワルドを「一番好き」と伝えましたが、すごいごめん、本当はね、)

1位 グラスイーター

別記事でも上げたのですが、私がディズニーで一番好きなのは彼なのです。そもそも彼が「キャラクター」の範疇なのかさえ不明ですが、今のところ公式グッズも出ていないし、ディズニーに足を運ばないと彼に会えないから思慕みたいなのがね。だって表情からポーズからなにから、明らかにオカシイんだもん。素敵すぎるよ、惚れてまうやろ。

まさか「グラスイーターが一番好き」と伝えるわけにもいかず(なんでここで変な見栄を張るのだ笹塚よ)、実際オズワルドもとても好きなので、お土産を楽しみにしてますぜふふふ(これも私信だ)。

ディズニーに行くと「隠れミッキー」を探すのも、地味ながら楽しみの一つだと思うのです。私はそろそろアトラクションに乗ってうぇーいと騒ぐよりも、「なぜ夏に行ってもパーク内に蚊が一匹も出ないのか」「ビッグサンダーマウンテンのスポンサーが生命保険会社な件」などをグラスイーターを眺めながら語り合える、そんな時間を過ごしてみたいです。

私自身は電車で15分の場所で夢の国、というとても恵まれた環境から、車で数時間かかる東京都西部に越したためディズニーからは遠ざかっているのですが、そのおかげか「相模湖プレジャーフォレスト」や「西武園ゆうえんち」「ムーミンバレーパーク」の良さを知ることができました。

なんとも言えない哀愁が好きだったりする。この子とか。

この子とか。

この子とか。

あと、この子とか。

なんか違うな……。

よくぞここまで辿りついてくれた。嬉しいです。