RevPerという考え方
こんにちは
株式会社ココシスリゾートマーケティングのヤン・イレです^^
今日は、RevPerについてお話ししたい思います。
RevPerとは?
Revenue Per Available Room(レベニュー・パー・アベイラブル・ルームズ)の略語
販売可能な客室1室あたりの収益を表す値。
こんな事、ありませんか?
・宿泊単価を上げると、宿泊稼働率は下がる
・宿泊単価を下げると、宿泊稼働率は上がる
どっちがいいんだろう??
この稼働率と宿泊単価のバランスこと、RevPerで確認していきます。
計算式
RevPer = 宿泊稼働率(OCC) × 客室平均単価(ADR)
この計算で、利用がなかった客室の損失も含めた全客室1室あたりの売上高が分かる値になります。この値で宿泊施設の収益性が分かるとも言えます。
例えば?
①
稼働率(5/10部屋)50% 客室平均単価50,000円 売上250,000円
稼働率50% × 客室平均単価50,000円 = RevPer 25,000円
②
稼働率(7/10部屋)70% 客室平均単価40,000円 売上280,000円
稼働率70% × 客室平均単価40,000円 = RevPer 28,000円
1室単価50,000円を、40,000円に下げたことで稼働率が70%に上がりました。RevPerが25,000円→28,000円に上がり、収益性も上がったということになります。
グランピングでも、需要が多いときや低いときが、どうしても発生します。
その時に価格調整を行い、その結果どうなったのか?
これを日時・月次で見ていく必要があります。
この結果をRevPerという指標でウォッチしていくことで、価格の上限やタイミングのノウハウが蓄積していきます。
宿泊施設のWEB担当者の方は、たくさんの重要指数があると思いますが、RevPerもぜひ重要指数の一つとしてウォッチしていってください。
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