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はじめに

みなさん、このnoteをご覧いただき、ありがとうございます。
「ここしょー」と申します。

みなさんはなぜ、このnoteを開いていただいたのでしょうか。

「好きなゲームの大会・イベント運営の裏側がどんなものか気になる」という方、「eスポーツの大会・イベントを自分の手で開きたい!」という方など、様々だと思います。

「eスポーツ」という言葉が一般的になって久しいですが、私は2021年4月から約3年半にわたり、PC(Steam)やPlayStation、Nintendo Switchなどで展開している”Dead by Daylight”というゲームタイトルの大会・イベント運営を行ってきました。YouTubeライブ配信の最大同時接続数は約5000、チャンネル登録者数は最大約7300でした。本業の多忙化やプライベートの事情で2024年9月に活動を終了した翌月から、こうして筆を執っています。

多くの選手や視聴者が集まり、ゲームコミュニティの活性化に貢献できる「オンライン大会」。「同じゲームが好き」というただ一つの共通点を持つユーザーが集まる新たな交流の場を創ることができる「オフラインイベント」。どちらの運営も、とてもやりがいがあり、他では得がたい達成感や様々なスキルを身につけることができる、とても有意義な活動だと思っています。運営を通してかけがえのない仲間を得ることもできました。

オンライン大会の待機画面。リアルタイムでツイートを表示する取り組みもした
約500人規模で2024年1月に開催したオフラインイベント

今回、noteを始めたのは、ゲームタイトルに関わらず、様々なゲームの「オンライン大会を開いてみたい」や「いつかオフライン大会・イベントを開催したい!」と思っている方々へ、自分の経験を踏まえてこれまでに蓄積してきた知識やノウハウを共有したいと思ったからです。

ノウハウだなんて言うと少しおこがましいかもしれませんが、私はこれまでの3年半で、大小合わせて8回のオンライン大会と、4回のオフラインイベントを開催してきました。当然ですが数多くの失敗があり、回を重ねるごとにルールをブラッシュアップしたり運営の役割分担を見直したりして改善を続けていきました。

このnoteでは、これから「大会を開きたい」と思っている方に、どうやって開催するかはもちろん、自分がこれまでの運営で学んだ<大切なこと><やってはいけないこと><継続するコツ><大会を成長させていく方法><スポンサーの獲得方法>など、実体験に裏打ちされたアドバイスをご提供していきます。

体験を言葉としてアウトプットすることは大変ですが、せっかく貴重な体験をしてきたので、このnoteを読んでいただいた方の中から新たに大会・イベント運営を始めたり自身の大会規模を拡大させたりするオーガナイザー(主催者)が増え、eスポーツ文化の発展に少しでも寄与できれば嬉しいです。

実際の運営体験は私が関わってきたゲームについてとなりますが、このnoteではどのようなゲームタイトルであっても参考になるよう、普遍的なアドバイスを抽出し、まとめていきます

繰り返しになりますが、eスポーツ大会・イベントの運営は人生で得難いものが得られる非常に有意義な活動です。それは、様々な苦労の先にあるのも、また事実です。このnoteが、大会・イベント運営にあと一歩踏み出せない方、規模をもう一段成長させたい方の一助になるよう、なるべくわかりやすい言葉でつづっていきます。

それでは、「心からやってよかった」と思えるeスポーツ・イベント運営のポイントを、ひも解いていきましょう!


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