金融マンが教えるエクセル術 セル結合編
本日はセル結合についてお話します(2分)。セル結合をしないほうが良いのはご存じでしょうか。エクセルの書籍を色々とみても、こういった論点がないため、エッセンスをシェアしたいと思います。
1. なぜセル結合がダメなのか
セルの結合がダメな理由は、シートの利便性が下がるからです。
皆さんもこういった経験あるのではないでしょうか。
・セル結合しているとコピー&ペーストが出来ない
・フィルターのかけ方がおかしくなる
・行や列の選択がしづらい
一方でセル結合することで、見た目が綺麗になります。
こういう場合は、即席で作成、その時限りの資料として使用するのであれば良いと思います。
セル結合を天秤にかけると、デメリットの方が多いです。
ただ、見た目が気になりますよね。
セル結合せず、同じ効果を得られる設定があります。次で解説します。
2. セル結合をしないで同じ効果を得られる方法
文字の入力セルを含んだ範囲を選択
「セルの書式設定」→「文字列の配置」→「選択範囲内で中央」の設定をしてください。
そうすればA1に文字が記載されていても、
A1~E1の中央に文字が来るようになります。
この場合の文字の入力セルはA1のままです。
3. 細かい箇所であるが、後々便利と感じる
仕事をするうえで、エクセルで表にまとめて整理することが多いと思います。議論を重ねていくうちに、表の修正が入り、横長、縦長になります。
いざ表を用いて説明する場面で、思い通り機能しないと焦りますよね。
金融でもエクセルリテラシーがあまりない方もいますが、意外と知らないテクニックですので、是非お試しください。
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