「却下」の嵐 (ストックイラスト提出tips)
ストックイラスト2023
イラストの色違いバージョンがあったら1度に提出
2023年末。
もっと早くする予定が他の案件のため、書き溜めておいたクリスマスと年賀状のストックイラストをおせおせの年末にあわててアップロードすることに。
しかも提出し審査も終わった後で「クリスマスのサンタをパステルカラーにしたらかわいいかも!」とひらめいてLINEスタンプも作った。
スタンプに使ったイラストをまた集めてストックイラストに提出したら、自分が書いたサンタクロースのイラストの色違い&タッチ違いなのに、他のアーティストのイラストを生成AIを使って違うバージョンにしたものと指摘を受け、後付けのものは全て却下となった。
ショーック!
今度からはきちんと初回にまとめてアップロードしなくては。
参考までに却下の文面(adobestock)
他のアーティスト名の使用について基準を満たしていません
生成AIコンテンツとして申告されていません
そもそも、タッチ違いや色違いはストック側は求めていないよう…
いろいろ自分で試してみて完璧なものを登録しましょう。
コントリビュータ向けの古い記事だと縦横違いなども用意とか書いているものもあるけど、ストックユーザーはプロのデザイナーさんだから色とか配置換えとか自分で自在にできるもんね。
写真とイラストは別に提出
今回は初めて年賀状をPhotoshopで作った。
タツノオトシゴのブローチ、3Dで作ったタツノオトシゴのストローを
レトロブームなのでクリームメロンソーダにあしらってみました。
(海外でも、年賀状にレトロ喫茶ブームに、うけるかな?)
ところが、イラストが混じった写真はイラスト。
写真の面が多いものは、写真として別に再提出を求められるストックもありました。(再提出の詳細は後半に)
写真はクオリティが難しい
写真もイラストと同じで向き違いとかいろんなパターンは不要でした。
ひとつ一番これ!というのを。
登録するのにタグをつけたり、宣伝したりたいへんな時間を要するので
こちらとしても、これっという傑作を登録しなくては!と実感。
あと、ちょっと悲しく思ってしまったのが
shutterstockのデータライセンス
写真系がなかなか承認されず四苦八苦していたところ、
shutterstockだけオール承認!うれしい!
しかもみたこともないデータライセンスという文字が右下についた。
これは何かプレミアムな写真にだけつくのかしら?と調べたら
ふつうにお客様がshutterstockホームページで検索してもヒットはしないもので、長尺で書いてあったが要は、生成AIの元ネタになるものらしい(感涙)
くそぅ。もっともっと写真の腕をあげなくては!
写真のバリエーション失敗メモ
こちら5点を登録したが、ひとつ承認。ひとつは似てるから却下。ひとつは先述のデータライセンス行き(涙)
背景なしで使いたい人もいるだろうと、白背景も2点登録したが
同じくデータライセンス。使いたい人は AIさんだけ。何かに混ぜないと
完結できてない素材だったかな。
こちらも本来なら、レトロ喫茶ブームのメロンソーダにタツノオトシゴの形のストローがささってるのが味噌だったんだんだけど、似てるからと却下とデータライセンス。ピンクはひとつは承認。切り抜きも欲しい方いるかな?と思ったけどやはりいるのは AIさんだけのよう。
いろいろ手を加えて品質が下がるよりも写真そのままのクオリティが高いものを優先する様です。
バリエーションももはやいらない時代なのかも。
早く自動ダグ付けする時代になってほしい!
PIXTAは、日本向けなのか、年賀状として理解があって無事承認されました。
よっかたら、レトロ喫茶ブームのメロンソーダにタツノオトシゴの形のストローがささってる画像はポストカードサイズにしてこのnoteで販売する予定です 。年賀状など、みなさまのお役に立てればうれしいです。
写真は写真、イラストはイラストで提出すべき
PIXTAとi-Stock(Gettyimages)は、写真がすべて却下でした。
メロンソーダにタツノオトシゴのストロー付き
ストローがイラストでしたがこれは写真なので写真で再提出してくださいと。
まず、PIXTAは、写真用の入門テストが必要でした。
それをクリアすれば、そこから写真の登録ができました。
ちょっと2024とか入れたものは、イラスト画像で OKでした。
次は、i-Stock(Gettyimages)でしたが、
バッチ(ファルダ)をイラストとは別の写真となって却下されたものだけまとめて、なるべくタグも写真とか合成とか多めにして再提出しましたが
はやりまた却下。
カメラマン、写真家として再登録するのかなぁとか
同じ悩みの方がいるだろうと、おろおろと検索しましたが
同じ却下理由で困っている人はおらず・・・
実は簡単な答えだった。
最初のbatchをつくるところにイラストか写真かを選ぶところがありました。
他のshutterstock、Adobestockは、分けなくてもよさそう。
(審査は厳しいけれど)