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妊娠中からはじまるママライフ

突然ですが、子育てっていつから始まるのでしょうか?

今現在妊娠中の方や、これから妊娠出産を迎える女性にとって少しでも参考になると嬉しいなと思い、思い出しながら書いています。

自分のことを「ママ」と初めて呼んだのはいつだったかなと記憶を辿ってみると、私の場合は妊娠安定期をすぎて胎動が感じられるようになった頃だった気がします。

それまでにテレビや映画、絵本などいろんなメディアの中で聞き覚えのあったセリフ「ママのところに来てくれてありがとう」これを自然に湧き上がる思いとして実感できたのは、リアルに自分の中で赤ちゃんの動きを感じた瞬間だったのかなと。正直、ママって言う言葉には照れと言うか気恥ずかしさもあったけど(笑)

長女を妊娠中は仕事も忙しく残業も当たり前のような生活で、ホワホワとイメージしていたマタニティーライフとはほど遠かったので(笑)自分のお腹が大きくなってきたな〜と感じたり、検診でエコー写真を見せていただいた時もまだ実感が少なかったと思います。

それが、胎動が始まるとこちらの意識していない瞬間もお腹の中でぽこん!とかグニュ〜ッとか(笑)まるでここにいるよ!とアピールしているかのように動いてくれるので、赤ちゃんのことをおもう時間が自然と増えていったのかもしれませんね。

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だけど、【子育て】というワードからは遠かったんです。まだ想像もつかないというか(今となっては想像以上にいろんな事がありますけどねw)まだまだ先のことだと思っていたんですよね。

特に安定期に入ってからは調子もよくて、以前と変わらずに仕事をこなすこともできたし、私の場合はお腹もそんなに目立つ方でもなかったせいか、知らず知らずオーバーワークになっていたようです。

ある日、いわゆる不正出血があって慌てて産院に電話!結果大したことはなかったけれどやはりちょっと無理がたたって・・・と言う感じだったのでしょうね。当時、担当の先生からも「赤ちゃんからのメッセージなんだから、ゆっくり休んでくださいね」と声をかけていただき、めちゃめちゃ反省した記憶があります。これは本当にそうだな〜と・・・

自分の中では子育てをしている気持ちはなかったけど、確実に私のお腹の中で赤ちゃんが育ってくれているんだ、私の生活や行動が赤ちゃんに影響しているんだ、という事実。私がしっかりしないと!私がママなんだから!こんなふうに気持ちも変わっていったように思います。

出産を迎えるまでの長い時間をかけて、赤ちゃんが成長するようにママとしての気持ちが成長していく時間。妊娠中ってたくさんの変化が訪れるんですよね。もしかしたら楽しいことばかりではなくて、悪阻に苦しんだり、長く入院生活を送る方もいらっしゃいます。きっとそれぞれにお腹の赤ちゃんと対話しながら思いを共有していくんじゃないかなって。

赤ちゃんが生まれてからの子育てはそりゃもう忙しくて(笑)最初の1ヶ月なんてあっという間過ぎて記憶も曖昧ですけど、そのバタバタな毎日を乗り越えていけるのは妊娠中にたくさん赤ちゃんと対話して、たくさんイメージして、愛情を育てていたからなんですよ♡

だからママは強くて美しい。

妊娠中に感じる様々な事は、全部赤ちゃんと共有しているとおもうのです。妊娠しているからリラックスして過ごそう!っていいますが、24時間ずっとリラックス〜なんて出来ません。それは出産してからも一緒で、ママなんだからずっとニコニコ笑って子育て!なんて無理です(笑)我が子の成長と共に感情的に怒っちゃう場面が何度あったことか(これからもあると思う)。でもそれが子育てかな〜って今は思います。

もしも今、お腹の中に愛しい赤ちゃんがいるなら、お腹に手を当てて「ママだよ」って声をかけてみてくださいね♡最初はちょっぴりくすぐったくて、慣れないかもしれません。だけど声に出して赤ちゃんに話かけているうちにそれがとても自然になってくるので^^

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ちなみに。こんなふうに、妊娠して出産の時を迎えるまでに、だんだんとママとしての気持ちが増えてくるのが女性だとしたら・・・男性はなかなか共有しにくいかもしれません。パパ、を実感できるのはやっぱり我が子を実際にその手に抱いた時なのかな〜と思います。

妊娠中のこと、ご夫婦で色んなお話をして共有していく時間もおすすめします。それって赤ちゃんもお腹の中で聞いてくれているからね♡


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