2022年3月19日
今日のココ日(ココルーム日記)
釜芸合宿「ほんまに釜ヶ崎オ?ペラ?」が今日から開幕。
午後2時から夕ご飯をまたいで夜9時まで、初日は3プログラムが行われた。
最初のプログラムでは、ファシリテーターに釜芸の人気講座「釜ヶ崎でオーケストラ」で一緒にやっているアミーキティア管弦楽団主催の常盤くんを迎えて、「かきおこ・かたられ」〜「働く」と「生きる」にまつわる言葉を分かち合う〜が行われた。インタビューを受けながら、進行をしながら、常盤くんがその瞬間に語られる言葉をブラインドタッチで拾ってスクリーンに投影していく。
参加者はそれを見ることで自分や他者のはたらきにまつわる言葉を客観視して、その思考と出会う・出会い直す。
はたらく、仕事、役割、などについて参加者ひとりひとりの多様な考えが浮かび上がった。
次のプログラムでは、「ココ日」を書いている僕が、脳出血による半身麻痺のリハビリに取り組む日々を赤裸々に綴った「へなちょこリハビリ日記」を書いているライターの社納さんと「はたらく現場と私のバランス・境界線」と銘打った対談を実施。
毎日目まぐるしく変わっていく身に降りかかる出来事とそれに動揺する自分の気持ちを日記に書くことで正直に表そうとする二人の言葉が交差して、生きるために2人が大切にしている思いが立ち上がった。
晩ご飯の後では、雨のために予定していた焚き火ができず、代わりにロウソクをたくさん焚いての室内自分語り。
はたらく、のみならず、生きること、ままならない自分自身について各自の語りが、夜の樹海のように釜ヶ崎芸術大学の小上がりに広がっていった。
写真はプログラムの合間合間に行われている、スタッフふうゆさんの言葉を織る企画で、好きな言葉を書き連ねる釜ヶ崎のオッチャン。
明日は合宿2日目、午前10時から興味深いプログラムが目白押し。
プログラム詳細はイベントページをご覧ください。
オンライン参加のお申し込みはこちらから→ https://docs.google.com/.../1FAIpQLSdYAeIXOxx.../viewform... (三日間共通)
(書いた人:テンギョー)
現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています