モラハラ妻 男女の年収の考え方 #18

本日より仕事再開です。
長い夏休みだったので、心身ともに切り替えることができました。

今日は、男女の年収の考え方について、思ったことを書きます。

結婚当初、私は夫の年収の半分程度でした。
色々あって、転職もしており、また育児に関わることも考慮し、キャリアチェンジをしたこともあって年収は低めでした。

年収が低かったこともあり、育児の負担を感じても、
食わせてもらってるんだから、という考え方で取り組んでいました。

私の就職先では、私の配属転換や働き方、男女平等など給与形態がガラッと変わり、私の年収は着々と上がっていきました。
年収が上がるにつれて、定時退社していた私の労働時間も変わっていき、残業もこなすようになってきました。

そのタイミングで子供が小学生になることと私の働き方を考え、少し離れたところに住んでいた私の両親の近くに引っ越すことで、育児の負担を分担してもらいました。
夫はこのタイミングで単身赴任、そして転職となりました。

私は、なぜか着々と昇進し、
気がついた時には、夫の年収を超えていました。
最初は黙っていたのですが、子供手当の振込先の変更依頼の連絡により、状況がバレてしまいました。

ちなみに、私たち夫婦のお財布は別々なので、お互いの年収は知りません。
夫の負担は、光熱費、住居費などのインフラ担当。
私の負担は、子供の養育費、食費を担当でした。

年収の逆転があってから、少し関係性はギクシャクしたように感じます。
私自身も、夫のプライドもあると感じたので、年収に関しては伏せていました。

私自身としては、そこまで敏感ではありませんが、
年収の逆転は、特に古風なイメージのある夫婦においては、ネガティブなものだと感じます。
夫に訊ねた訳ではないので、正解は分かりませんが、プライドを傷つけたかもしれません。

ある程度の年収をもらうためには、やはり仕事にさく時間や役割も重くなりますので、正直、ワンオペで全てをこなすには限界がありました。
毎日のスケジュールは分刻みですし、家に帰ってからも仕事のことを頭で考えていたり、育児家事とこなすためにはいろんなことを我慢してきました。
1日を無事に終えることに毎日一生懸命でした。

そんな環境の中で、夫との時間を設けるや夫に寄り添うなど、心の余裕はありませんでした。

私の中で年収よりも家族との時間がやはり大切ではありましたが、仕事で認められることに充実感があったことは否めません。

そんな時に夫の仕事の状況は違っており、
環境は最悪だったようです。
仕事の成果が認められない。
自分のしたい仕事ができない。
給料も上がらない。

自分の存在意義などを見失いかねない状況だったようです。

だから、夫から見た私は、
もしかしたら、疎ましい状況だったかもしれません。

きちんと夫婦での役割や考え方を共有している場合は、
私たちのようなすれ違いは起こらないでしょう。

ただ、感覚ではありますが、
40歳台以上の男性は、昔の環境で育っているので、
どうしても男が稼ぐに重きを置いているように思います。

別居中の夫は、
「この1年で仕事の結果を出さないといけない」と常に言っています。
そして数年後には、地域リーダーになりたい。
そして給与をアップさせたい。と言っています。

もちろん、本人のモチベーションになりますが、
私たち家族の望みは、
一緒に生活して、日々を重ねていくことの方が大事なんだけど・・・。

お互いの想いはすれ違っています。
難しい問題だと感じています。


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