モラ妻 新しい関係性 #41

今とても親しくしている人は、会社の上司です。
経営者なので、そもそも住む世界が違いますし背負っていることも違います。最初からそのような関係性ですので、特に意識したことはありませんでした。
ただ、共感できることは多く、仕事を一緒にしていく関係性で考えると良好だったと思います。

基本的に味方。考え方が違っていることも多かったですが、常に見守っていてくれる存在ではありました。
夫との関係性がギクシャクするまでは、本当に特別意識することもありませんでしたし、少し仲の良い会社の仲間でした。

ただ、ここ数年は以前より近い距離感だったような気がします。
体調が悪い時には風邪薬を、咳が出ていればのど飴をいただきました。
上司の考え方がわからない時に、私は恥ずかしながら上司を無視することがありました。態度で示すことがあったのですが、そんな時でも、根気強く話しかけてくれ、見守ってくれていた。

夫と別居した時も、上司なので自分の状況を説明したのですが、私に寄り添った態度でじっと話を聞いてくれました。忙しくて時間がない中で、私のために何時間も話を聞いてくれました。
夫に話を聞いてもらえず、本当に心が荒んでいたこともあり、救われた気持ちと共にとても信頼するようになりました。

また数ヶ月前のことですが、仕事で私の業務範囲の仕事があり、上司にお願いしました。準備をしっかりとしましたが、当日にハプニングが発生しました。上司は外出していましたが、何かあれば連絡していいと言われていたので、やむなく連絡をしました。その時、他の業務を一旦置いて、戻ってきて対応してくれました。無事に業務を完了することができましたが、何より戻ってきてくれて対応してくれたこと、私をサポートするために最優先してくれたことが私の気持ちを開いたきっかけでした。

それ以降、少し意識しながら、でも同じ距離感で仕事を進めていました。

年始、仕事始めの日に新年会がありました。新年会後、別行動で二人で仕事がらみで一緒にいました。食事をし帰る時間になった時、キスをされました。アルコールも入っていましたので、開放感はあったと思います。
何回かキスをされました。不思議なことに、私に拒否の気持ちはありませんでした。
キス、何年振りだったでしょうか。
突然なこともありびっくりしましたが、それ以上に、何年振りかに女性として接してもらえる相手と出会えたことが嬉しかった。
諦めていた?女としての意識をしまっていたのですが、女を出していい相手に出会えたことが嬉しかった。

今まで守ってもらうことより、子供を守らないと、家庭を守らないと、仕事、家事を一人で守ることに必死だった。
こんな私を守ってくれる人がいる、私のことを女性としてみてくれる人がいる。
一気に心が解放され、数年押さえていた感情や気持ちが溢れてきました。

今もプラトニックな関係は続いています。
一緒に話をして、食事をして、少しイチャイチャして。でも一線は超えていません。中学生のような関係性ですw。

正直、物足りない気持ちもありますが、今はこの関係性の方が良くて、もしその時が来たら、その時に判断しようと考えています。

なんだかんだ言ってもお互い婚姻状況にありますので、世間体では大っぴらにできる状況ではないのです。
お互いの行動で、傷をつけている人もいます。
無責任な状態なので、自分の状況をきちんと理解してそれに見合った行動には徹しなくてはいけないです。

まだ始まったばかり。
すぐ終わるかもしれない。

今、大切にすべきことをきちんと見つめて行動しなくてはと思っています。

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