モラ妻 心が変わったタイミング #31
最近、子供たちも自分のことを自分でできるような年になったので、自分の時間が増えてきました。
夫も別居していることもあり、さらに自分の時間を持てるようになりました。
そんな自分時間が増えてくることで、自分が改めて自分に時間を使っていることを振り返ってみると・・・。
・「美」に取り組む
→髪型を変える、美容を意識する、ファッションに興味を持つ、
周りからの目線を気にする、女性であることを意識するなど
・「映画」を観る
→独身時代は1週間に1度は映画館に通っていました。
ヒューマンドラマやミニシアターでの上映を観ることが好きで頻繁に
映画館に通っていました。
結婚して出産した後は、自分の観たい映画ではなく子供が楽しめる
映画を観るようにしていましたが、ここ最近は一人で仕事終わりに
映画館に通ったりして、自分の好きな映画を観ています。
・ソロデイキャンプに行く
→私以外の家族はインドア派。アウトドアでの活動はあまり好きではなく
誘っても実現しないことが多かった。
最近は一人で勝手にキャンプ場へ行って一人で楽しんでいます。
・女性らしさを意識する
→仕事に「女」を出すことを避けて生きてきたので、男社会でいかに
生きていくかを考えて過ごしてきました。
ここ最近は、女性の特性を活かすことで仕事を円滑に進めることを
意識しました。
今までは「あざとい」と思っていたことが、その意識は薄れました。
・食事に気を付ける
→食べ物なんて生きていければ問題ない!と思って粗末に扱っていた。
でも、食事は体を作っていることなので、健康体を作るためには
食べ物が大事。何が体に良くって、美容にもいいのかなど
食を意識するようになりました。
独身時代はある程度意識していたことが、結婚して全く意識しなくなったタイミングを考えてみると、それは出産でした。
子供ができると、生活は一変します。
髪を振り乱し、食生活も自分のことは二の次で、ファッションなんて気にする余裕もなく、子供中心の生活をしていました。
自分の時間を考えようなら、ストレスフルになり、子供の相手もできなくなって、でも可愛い子供を育てることは充実していたので、気がつかない間に自分のことを無条件で消し去っていました。
それは単純に「自分の時間が持てない」からでした。
今、自分時間が持てるようになって、子供に時間を割いていた時期を後悔はしていません。子供から与えてもらう「愛」は、何にも変えられないことです。子供と一緒に過ごせた時間は、何を削除しても、とても素晴らしい時間でした。
でも、15年ほどは、自分の時間を考えることもなく過ごしてきたことも事実です。
自分の時間を確保できないことで、自分をケアできないことだけではなく、家族への配慮もできなくなってしまったんだと思います。
自分への余裕が持てないので、夫への配慮なんてもちろんできなかったと思います。
私がもっと落ち着いた人間であれば、助けを夫へ素直に求められたかもしれません。
でも、それは自分の弱いところを曝け出してしまうことが、その当時の私にはできませんでした。
しっかりしたお母さんになりたい。
頼られる妻であるべき。
仕事も家庭も充実させなければいけない。
誰に教えられたかわからない呪縛に囚われていたんだと感じました。
助けて、手伝ってと言える弱い自分を出せる強い自分になりたかったです。
過去にはもちろん戻れないので、未来の自分はもう少し理想に近づけるようにして、そして私の経験を子供達に活かしていければ、私のこの経験は活かされる。
今はそのように思っています。
子育ては、いろんな意味で大変です。
犠牲にすることも多くあります。
でも自分のことを全て犠牲にせずに、過ごして行けたなら、ストレスはとても減ると思います。
それには、ワンオペではなく、夫婦で協力することは必須だと思います。
夫を責めるわけではありませんが、やはり手伝って欲しかったし、手伝ってと言える自分でありたかったです。