モラハラ妻 週末の夫の帰省 #08
この週末、夫が家に帰ってきました。
一つ一つの積み重ねが良い結果を生むはずと、私は自分が今まで考えてきたことや考え方を丁寧に実践しました。
家族揃っての夕食、子供との接点をあえて作る、相手に寄り添った態度を心がけるなど。
周りから見ると、いつも通りの何気ない夕食を作れたと思います。
夕食後、夫へ今までの謝罪や今まで考えてきたことなど話す時間をいただきました。
本当に後悔しているので、自分自身を見つめ直すことを丁寧に話しました。
その場を離れずきちんと聞いてくれたので感謝でした。
これからのことについても話しました。
「離婚」したいのか。
これには「離婚」は考えていないとのこと。
生活費や住宅ローンのこと。
これに関しては、今まで通りに夫が支払いを続けてくれることとなりました。
定期的な帰宅に感しては1ヶ月に1回程度は帰宅するとのこととなりました。
基本的な生活に関しては、今まで通りに過ごせることは感謝しかありません。
私も稼いでいますが、一人で教育費、養育費、生活費の負担はかなり難しかったので、安心しました。
子供との関係性も、定期的な帰宅は安定する要素なので、感謝です。
ただ、私に関することは、無関心でした。
話していても、今までのワンオペに関しては、認めはするもののねぎらいの言葉はなく、私自身に関しての関心の質問は一切ありませんでした。
ただ、私も今回の話の場では、最低限の話ができればと思ったので、きちんと伝えられたことに満足でした。
昼過ぎに別居先への移動の際に、夕飯を少し作ったので持って帰ってもらいました。渡した時は、「ありがとう」と言葉をもらえたのですが、それ以降のメッセージは一つもありません。
ここで、私、気づいてしまいました。
終わった、と。
友人からの差し入れの際は、食べた時、帰宅した時に何か感謝の言葉を言うはずです。
私にはありません。
帰宅した、食べ物ありがとう、週末楽しかったなど。
ああ、友人以下なんだ。
あと、次の会う日までの連絡はどんなことを送ってほしいかと聞くと、
「何かあれば連絡して」でした。
何もなければ、連絡は不要、なんなら連絡してほしくないとも取れます。
そうか、そう言うことか。
とてもクリアに理解できました。
ただ、わからないのは、
お金は支払い、
離婚はしなくて、
定期的に帰ってくるとのこと。
夫としての義務感でしょうか。
ありがたいですが、私への愛情は皆無。
そもそも、そんなことを強く言える立場ではありませんが、
こういった状況になったのは私一人のせいではないのも事実で、
その辺りを理解できない夫の考え方に
ドン引きです。
興味がなくなると、どうしてもそのような態度になることはありますが、大人としての相手への対応や気遣いはどんな状況でも必要です。
私も心を込めて少しでも役立てるようにと考えて行動しました。
その点だけでも感謝は伝えるべきで、それは今の状況になったこととは別物です。
夫をこのような状況に追い込んでしまったことは私の失態ですが、そう言う人だったんだと、とても残念に思いました。
相手のことを尊重して、今の状況は続けようと思います。
人は変わる生き物なので、もしかすると何か気づいて変わってくれるかもしれません。
私も変わろうとしていますので、その相乗効果は見込めるかもしれません。
私の中で、今の状況の夫はダメで変わる必要があると思うので変わっていくことを助けられればと思いますが、それ以上にならないのであれば、寄り添えないなと思います。
結婚して、子供を授かって、縁は感じています。
二人で生きていくことは、向き合って受けります。
が、幼稚な考え方や自分のマイナスなことに向き合えないならば、向き合えないなと思っています。
私は、より楽しく幸せに向上心を持って生きていきたいと考えています。
今の現状に安心して、その場所を守って生きていくことも選択肢にはあります。
が、私の考え方とは違っています。
子供には罪はありません。
子供のことを尊重しつつ、自分が生き生きできる生き方になるよう、進んでいこうと思います。
今回はとても辛かった思いをたくさんしましたが、だからこそ気づけることが多かったと思います。
人としてとても成長できたことは、夫に感謝です。