"楽しい””やってみたい”のチカラ
保育園で取り入れている音楽療法では
色んな視点から子どもたちの育ちをサポートしています。
先日は楽器deサーキットと題して、
ちょっとグラグラなところ
カゴに入った楽器は元に戻して
トンネル潜ってetc…
色んなお題を乗り越えてゴールするという
ミッションが子どもたちに課せられました。
慎重な子
意外に張り切ってなりきっている子
恥ずかしくなっちゃう子
大きな子みたいにやってみたい子など、
それぞれの個性や成長がみられて
とっても感動したのですが、
一方で
どこまで待てるかな~という
リアルを知る時間でもありました。
早く終わった子達は
だんだん退屈してくるし
順番待ちの子達は
早くやってみたくて待ち遠しいし。
それでも”楽しい””やってみたい”の力は大きくて
なんだかんだで
最後のお友達が終わるまで
自分の場所で待っていましたよ。
この現象。
実は園外にお出かけする時にも
みられていて
「今日は〇〇ちゃんたちが行くよ~
△△ちゃんたちは今度行くからね~」と、
ちゃんとお話すれば
お留守番の子達は納得して
自分達の順番が来るのを
楽しみに待っているんです。
そこには”楽しい””やってみたい”
という意欲・満足感と共に
自分にもちゃんと順番がくる。
という安心感が心にセットされているんだな~
と、子ども達をみていて感じています。
こうやって少しずつ、
でも確実に
子ども達のコミュニケーション力の根っこを
はぐくんでいます。