警察官合格への道 #罪を憎んで人を憎まず
こんばんは。
警察官・警察職員になりたい学生を応援している #警察応援キャリコン 山田です。
今日は、警察官の人柄について
私がこれまでお仕事をご一緒させていただいた警察官は、どの方も情のある方が多かったように感じます。
以前このnoteで刑事さんが退職されても、自分が捕まえた犯人のご家族のその後を気にしたり、お世話をしてあげているのでびっくり‼️したということを書きましたが、そういう方もいるという話です。
ほとんどの方は違いますが、中にはそんな刑事さんもいます。
警察官の仕事は、人の命と財産を守るのが使命です。
悪には毅然と立ち向かうのが警察官なのですが、話を聞いていくと犯人に同情の念が湧いてくる場合もあるのです。
しかし犯してしまった罪はつぐわねばなりません。
けれどもその時残された家族の方や、まして罪を犯した犯人の心情を考えるとやりきれない思いになる時もあると、かつて刑事であり今は現役から退いておられる方々の話を聞いているうちに、同じ人間同士なんだという気持ちになりました。
警察官採用の面接対策練習をしていると、刑事になり悪い奴らをつかまえ、処罰すると勢い話す学生もいますが、警察官であった私からするとなんとも言えない気持ちになるのです。
それはそうなんですが‥‥
その正義感に満ちた態度に違和感を感じてしまうのです。
人の善悪って、白黒はっきりしないものもたくさんあるように思います。
実際の今の世の中で、刑事罰には問われないけれど、人としてどうなの?
倫理観はないの?と問いたくなることがたくさんあります。
と思うと先日もお寺のお賽銭を盗み捕まってる人がいました。600円ほどの賽銭泥棒で罪になるのです。
この社会は明確なルールがあります。
法律に則り、職務を遂行するのが警察です。
だから、その行為が法律を犯すのか犯さないのかという1点で悪か善かと決まるとも過言ではありません。
だから、違和感を感じます。
面接対策ではこんな話もしながら、学生と考えを深めています。