言葉は人をつくる
こんにちは。
日頃からご一読いただき誠にありがとうございます。
今日は、「言葉」について書いていこうと思います。
先日は、こんなご相談をいただきました。
「コミュニケーションが苦手で困っています」
同年代の私にとっては、受け取りやすい言葉でも
会社のお客様や上司、後輩に対してのコミュニケーションはまた変わってきます。
将棋師の羽生善治さんはこう仰っています。
「言葉は人をつくる。 だからこそ、口に出す言葉はよく考えて大切に」
羽生さんらしい教えだと思いました。
教育とは、良いものを見せる・聞かせる・体験させることではないのでしょうか。
◉光の言葉と影の言葉
人格者が使う言葉に「光の言葉」と「影の言葉」という考え方があります。
光の言葉とは肯定的・積極的な言葉であり、影の言葉とは否定的・消極的な言葉のことです。
実際に、うまくいっている人は光の言葉を使うことが多く、足踏み人生を送っている人は影の言葉ばかりを口にする人が圧倒的に多いという特徴があるそうです。
◉現代のコミュニケーション
「若者のコミュニケーション能力低下」は年々増えています。
働き方改革が進む現代では、実際に会ってお話する機会も
名刺交換をする場も昔に比べて減ってきています。
実際に20代の方から受ける相談は、人間関係が占めています。
その中には、コミュニケーションが必ず関わってくるのです。
ビジネス文書や尊敬語・謙譲語・丁寧語は、
いつか使わなくていい日がくるかもしれません。
しかし、「言葉は身の文」ということわざがあるように
コミュニケーションから人物を測られてしまいます。
人は見た目で強く印象に残る人がいれば、
話をして初めてその人柄や考え方を感じる人もいます。
人の印象は、表情や振舞い、声のトーンや話し方など目から入る情報のウエイトが大きく占めることもありますが、その人のすべてを語っているとはいえません。
実際に話をして、ものの見方や考え方・価値観などに触れることで見た目とのギャップを感じ、印象が大きく変わることもありますね。
◉人格とは
人格とは、「人柄、心、の主体としての個人」と書いてあります。
能、感情、意志など、それぞれの側面を合わせ持った一人の人としての特性のことで、生まれたその瞬問から、さまざまな要因に影響をうけて形作られていきます。
つまり、人が成長していくその時々でその人が関わった環境や人々、そしてその時々の社会的な背景が人格の形成に大変大きな影響をおよぼします。
それは、一つの解釈として、「人格とは人間のすべての行いのレベル」に関することが問われているとも言えるのではないでしょうか。
◉人格者は幸せなのか
昨年(2019年)の世界156カ国を対象にした調査結果では、
日本は前年より4つ順位を下げ58位でした。
ここ数年の日本の順位の推移を見てみると、5年間で46位から58位へ、そして今年は62位と徐々に順位を切り下げています。
私は、人が幸せな人生を送る上で、人格を磨くことが生活を幸せにする大事な心得だと考えています。
「人格」という言葉は、様々な解釈や意味で用いられる言葉ですが、
「人としての在り方」、「人としての品格」という意味が上がっています。
充実したプライベート生活を送ろうと思った時に、
家族や気の置けない仲間は本当に大切な存在です。
そういった身近な人たちと良好な関係を築き、維持していくためには、周りの人たちに安心感や信頼感を持ってもらえる人物でなければなりません。
それまでどんなに距離が近かった人でも、こちらの人格に惹かれる要素がなくなってしまえば、だんだんと離れていってしまうのです。
人格者や人気者こそ努力と孤独を乗り越えてきた人と考えています。
◉人格を磨き上げる
私が良い社長から学んだ習慣です。
1・感謝をする
2・常に与える気持ちをもつ
3・自分に嘘をつかない
4・損得勘定がない
5・綺麗好き
6・素直
7・人に与える気持ちを持っている
8・言い訳をしない
9・教養がある
10・ストレスを溜めない
なかなかできることではありませんが、
良いコミュニケーションと仕事は、
自分の内面が変われば自然と幸せな環境が整ってくるのだと思います。
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