回避性パーソナリティ克服
私は回避性パーソナリティの傾向が強い。そんな私が自己分析と文献、ネットで検索した情報を基に、回避性パーソナリティの克服方法を考えてみた。
過去の振返りと自己分析
小学生の頃から無気力な傾向があり、中学、高校、大学と進学するにつれて、その傾向は強まる一方であったと思う。特に大学生の頃は一人暮らしを始めたり、自由になった分、学校をサボることも多く、自堕落な生活だった。
卒論など、やらなければならないことを先延ばしにし、期限が近づくとプレッシャーや後悔が募り、病んでいく。病む中でなんとか成果を残すが、満足できず、「この程度ならいつでも出来ていた」と落胆し、自信を無くすばかりであった。
就職してからは辛さを感じる場面が更に増え、病むことが多くなった。この頃から、アダルトチルドレンやADHDなど、自分が今抱えている辛さの原因を知ろうとしてネットで検索したり、関連書籍を読むようになった。
つい最近までは、自分はアダルトチルドレン(以下、AC)であると思い、カウンセリングも受けた。結果はイマイチで、辛さに共感してもらえたものの、次の行動や考え方に変化は無かった。
そんな中、ネットで回避性パーソナリティ障害を知った。回避性について多数の書籍を出版している岡田尊司著「生きるのが面倒くさいひと 回避性パーソナリティ障害」を読み、自分はこれだ!と確信した。
回避性パーソナリティの克服方法
どの文献、ネット記事においても、回避性パーソナリティを変える方法は「小さな成功体験を重ねること」と書いている。
だが、私には「小さな成功体験」を重ねる方法がわからない。
そこで、「小さな成功体験を重ねること」を「小さな意思決定と結果の振返りを重ねること」に改めてみたい。
例えば、「今朝、起きてすぐに歯を磨く」と意思決定しようとする。小さな目標だと思えるが、私は面倒くさいと思ってしまう。
この場合に私は、歯を磨けば成功、磨かなければ失敗と考える。この認知を変えたいと考えた。1日歯を磨かなくても、口の中が少し気持ち悪いだけで、何も問題ない。
小さな意思決定と振返りを繰り返すことで、自分で自分の人生を歩む感覚をつかもうと思う。