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第二話 愛され妻になっても不倫問題は解決しない


不倫はサレ妻さんが原因で始まったのではありません。
ですので、
不倫されている状態での愛され妻活動は不倫問題解決には至りません。

というわけで今回は
夫の不倫発覚直後の
やってはいけない不倫対策と
効果的な不倫対策
について解説していきます。

夫の不倫発覚直後は、

  • 夫の心を取り戻したい

  • 間女よりも愛されたい

  • 出会った頃に戻りたい

  • 不倫解決に効果的な対策が知りたい

など
様々なことが頭をよぎって
苦しみ、もがきますよね?

私も、不倫発覚直後は毎日
今までの結婚生活を思い返して

  • 今まで自分が家庭を守るために努力してきたこと

  • 離婚しようかと思い悩んでそれでも思いとどまったこと

  • 本当は辛かったけど誰にも言わないで我慢してきたこと

などが

頭に浮かんで
辛くて
泣いてばかりいました。

そういった時ほど
気を付けなくてはならないのが

ネットなどでみられる「愛され妻活動」です。

愛され妻活動は
不倫問題のない家庭で

夫婦の絆をより良く
又は
復活させる
為には
効果的なものだとは思いますが
不倫問題を解決するものではありません。 
上記をふまえて解説していきます。 


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やってはいけない不倫対策3つ


やってはいけない不倫対策3つ


1.不倫発覚直後の愛され妻活動

夫の不倫が発覚した直後のサレ妻さんは
傷ついて自己肯定感が下がっている状態なので、

  • 夫に振り向いてもらいたい

  • 離婚したくない

  • 間女よりも大事にされたい

といった具合に
シタ夫にすがってしまうような精神状態になりがちです。

しかし
加害者であるシタ夫に愛されようとしても
不倫発覚直後はタイミングが悪すぎます。

なぜなら不倫が発覚するのは不倫開始から半年までが一番多く

不倫開始から半年くらいまでが不倫が一番盛り上がる時期だからです。
   
周りに不倫がバレてしまうほど
気持ちが不倫に傾いているので
シタ夫に振り向いてもらおうとしても上手くいきません。

シタ夫は
目新しい、まだ良く知らない女である
間女の気を引くことに注力しているからです。
   
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愛され妻活動は間違いではありませんが、
不倫発覚直後や不倫開始から半年以内に
どんなに頑張っても
サレ妻さんがシタ夫に思ったように振り向いてもらえなくて、
余計に傷ついてしまいます
   
とはいえ、ご心配なく。
個人差はありますが
不倫開始から半年あたりが一番不倫が盛り上がりますが
その後はゆっくりと不倫熱が冷めていきます。
   
   
2.不倫を長引かせる愛され妻セミナー
    
ネットで不倫対策について検索すると様々な
「愛され妻になって結婚当初のような関係に!」
「不倫女から夫を取り返しました『愛され妻になる方法』」
 など、
愛され妻セミナーを見かけますが、
    
基本お勧めしません
    
なぜなら、
確実に不倫問題を解決できるわけではないのに高額だからです。
    
カウンセラーの指示通りに行動して成果が上がらなかったとき、
サレ妻さんはどうして良いのか分からなくなって、
パニック状態になってしまいます。
    
シタ夫の反応に一喜一憂してしまい、
サレ妻さんの心が振り回されてしまったうえに、
不倫解決できると思って達成されなかったときの絶望感は、
サレ妻さんの心をさらに蝕みます。
    
愛され妻セミナーは
愛され妻になるための効果はあるのだろうと思います。
    
不倫問題がない家庭で、
愛され妻になるのはいいと思いますが、
不倫問題を抱えた状態で愛され妻になっても
不倫問題解決には至りません。
理由は下記の3.夫の顔色をうかがうのとおりです。
  

3.夫の顔色をうかがう

不倫を止めさせるために
加害者であるシタ夫の気持ちを自分に向かせようと努力して
    
サレ妻さんがシタ夫に愛されようとすると、
シタ夫にとって、
不倫しても問題ない、居心地のいい環境が手に入ってしまいます。
    
不倫したら急に妻が以前よりも
優しくなったり、愛想が良くなったら
不倫していたほうが自分を大切に扱ってくれる、
            ならば不倫していたほうがお得
。❞
と思われてしまうからです。
    
シタ夫にとって
何の緊張感も罪悪感もない
不倫公認みたいな生活になってしまい、
その結果、
不倫問題解決が遠のいてしまいます。

シタ夫自身が
悪いことをして妻を傷つけているという自覚を持たなければ
不倫は止めませんし
一旦は不倫を止めても再発します。

  • 不倫してたって妻は離婚したくないから顔色を窺ってくるだけだ

  • ニコニコ笑って接してくるから対して気にしてないんじゃないの?

  • セカンドパートナーなんてのもいる時代だし
        

みたいな感じで不倫している自分にとって
都合のいいように解釈するだけです。

ですので   
辛かったら泣いてもいいし、
つらい気持ちを夫に訴えたってかまいません。

なんと言っても、こちらは被害者です。
シタ夫の顔色を窺って辛い気持ちを我慢する必要はありません。

夫の不倫原因は妻にはありません


夫の不倫原因は妻にはありません


愛され妻を目指してしまうサレ妻さんの心の背景には、
自分に何か問題があるから夫は不倫してしまったんだ❞ 
と自分に夫の不倫の原因があると
思いこんでしまっていることがあげられます。
  
しかし、断言しますが
夫が不倫した理由は妻にはありません。 

なぜなら
妻に問題があるのなら不倫の前に離婚しているはずだからです。

男性のメンタルは女性が思っているほど強くはありません。
本当に嫌いな人とは一緒に生活などできないのです。
    
「でも不倫を問い詰めた時に
『お前の○○が嫌だから間女に癒してもらっていたんだ!』
ってシタ夫に言われました」

と不倫を問い詰めたときに言われたことを鵜呑みにして
傷ついているサレ妻さんの相談を受けたことがあります。

このブログを読んで下さっている皆さんのなかにも
不倫が発覚した時のシタ夫の暴言を
そのまま信じ込んでいる方がいらっしゃるのではありませんか?
    
その暴言を信じる必要はありません。
    
なぜなら、
    
 とっさに思いついた言い訳だから
    
不倫発覚直後は
シタ夫もサレ妻さんもお互いに動揺しています。
シタ夫の反応は、
泣く、逆切れ、ひたすら謝る、ひたすら黙る、

など様々ありますが暴言を吐くこともあります。
    
暴言でありがちなのが、

  • そもそもお前とは相性が良くなかったんだ

  • お前の○○なところを我慢していたんだ

  • 子供の相手ばかりして自分(シタ夫)のことを大切に扱わない

  • おしゃれしなくなったから女として見られない

  • いつも疲れたような顔してる    

 など、色々です。
    
ではそう思っているのなら、
なぜ夫は話し合って解決しようとしないのでしょうか?
    
夫婦間で不満や問題があったら、
まず、やらなければならないのは
不倫ではなく問題解決のための話し合いです。
    
実際、相手に不満があったら話し合う夫婦のほうが長続きします。
    
「だったら話してくれればよかったじゃない!
なぜ何も言わないで不倫したの?」と、
    
サレ妻さんは思うはずです。

答えは簡単。
    
上記のような暴言(理由)など、
シタ夫にとって
    
本当は話し合う必要がない程度の事だからです。
    
もし、本当に妻側に夫にとっての大問題があったら、
もう既に離婚していると思いませんか?
    
妻と婚姻関係が続いている状態で、(離婚しないで)
他の女性と不貞行為をしているということ自体が
    
妻には大した問題がない決定的な証拠です。

妻が恐いから


    
妻が怖いから
プライドが高く自己肯定感の低いシタ夫の場合、
自己保身が過ぎて

  • 自分は悪くない。

  • 悪いのは不倫するように追い詰めた妻のせいだ。

  • 罪を認めてしまえばどんな罰が下るか分からない。
        
    といった思考が働いて
    罰が下ることを恐れるあまり暴言を吐いて妻を威嚇
    しているのです。

    (3)本当は離婚したくないから
        
    1000歩譲って上記したようなシタ夫の暴言を
    不倫した理由としましょう。
        
    では、そこまで強い不満が妻にあったとして、
    なぜ離婚しないのでしょうか?
        
    答えはこちらも簡単。
        
    妻がいて不倫している状態がシタ夫にとって
    一番都合のいい状態だからです。

    家事や育児など面倒なことは妻にやらせて
    不倫恋愛を楽しみたいのです。

    不倫は心の殺人と言われています。
    サレ妻さんは心を殺されたのです。    
    人を殺していい理由などないのと同様に、    
    不倫していい理由などありません。
    (離婚の理由はありますが)

    ですので
    シタ夫の暴言や不倫した理由など
    取り合う必要はありません。


関連記事

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効果的な不倫対策(感謝メールの有効性)


効果的な不倫対策(感謝メールの有効性)


では、不倫発覚直後や不倫開始から半年以内の時期で
不倫に有効な手段は何か?

結論から申し上げますと、
心からの感謝メールです。

先ほど加害者の顔色は窺わなくていいと書いてあったのに
アホかと思われてしまいそうですが、
理由があるのと
実際に効果があったので紹介いたします。

ここで気を付けて頂きたいのは
絶対に 謝罪はしない!
  
あくまで
今までの結婚生活のついての感謝のみ伝えるということです。
  
夫婦関係を再構築するにしても、
離婚して慰謝料を取るにしても、
人間関係そのものを破壊してしまっては
サレ妻さんにとって非常に不利益です。
  
シタ夫に迎合するように感じるかもしれませんが、
お子さんがいらっしゃる方は特に
今後の展開を有利に進めていくためにも
感謝メールはおすすめです。
  
直接話さなければならない電話やLINEはやめてください。
それこそ顔色を窺うことになってしまいます。
手書きの手紙は書くのに時間がかかります。
  
熟考してから送ることができ
何を書いたのか手元に残り
送信返信の早い

電子メール
が有効です。

 1.内容

今までの結婚生活を振り返って、夫への感謝。

・不倫発覚時にシタ夫に離婚したいと言われた場合は
  「離婚したいという気持ちについては受けとめました」
  という内容。 
    
主にこの2点についてです。
    
*ここでの注意点*
   
*妻の謝罪の手紙を離婚調停に提出したシタ夫がいます
 妻からの謝罪の手紙を夫婦関係が破綻している証拠として調停に提出した
 非常に質の悪いシタ夫がいます。

サレ妻さんが
自分自身の悪いと思った部分についてシタ夫に謝罪し
直すから離婚しないで欲しいと書いたところ、
それを逆手に取られたのです。
    
ですので
何度も言いますが
謝罪ではなく感謝にしてください。  

あくまでも離婚したい気持ちを受け止めるだけ。    
受け入れないで下さい。     

もう一つの注意点は

  • やり直したい

  • 今なら謝れば許す

  • 今よりもいい妻になる 
    などの、   

将来的な約束を暗示させるものや、
愛されようとする文章も避けてください。
    
シタ夫を警戒させてしまいます

ここでは今までの結婚生活を踏まえて、
サレ妻側に話し合う気持ちがあることを感じさせることが重要です。
   
2.時期
 
いつ書くのかということなのですが   
不倫発覚後、できるだけ早いほうがいいです。

サレ妻さんの気持ちが落ち着いた状態で書いてみて下さい。

不倫が発覚してから大分時間が経ってしまっていたとしても、
書かないよりはいいと思います。
   
3.返信
    
もし、シタ夫からの返信があった場合は反論せずに
    
あなたの気持ちは取りあえず読ませていただきました。【←受容】
    
そういう考えをあなたは持っているのね。【←共感】

くらいの内容の返信をしておくといいでしょう。
シタ夫の気持ちを受容し共感する姿勢をシタ夫に見せてください。
    
メールすることで
今後の話し合いもサレ妻さんにとって楽になります。

なぜかというと、
    
シタ夫からの返信メールに

  • シタ夫の現在の心境

  • サレ妻さんにとって話し合いに有益な情報

  • 不倫の本当状況を推察するためのヒントになる事

などが
書いてあることもあるからです。
    
いずれにしても
サレ妻側に冷静に話し合う気持ちがあることを
シタ夫に感じさせることで、
今までよりもお互いが落ち着いて話し合えるようになります。
    
   
理由
 
なぜそうまでして感謝メールが有効かといいますと、
    
間接的に【傾聴】するためです。
    
この傾聴とは、
アメリカのFBIなどがテロリスト相手に交渉するときに
よく使うテクニックで、
反論はせずに受容と共感をもって相手の話を真摯に聞くことです。
    
特に相手が明らかに悪いことをしている場合、
相手との信頼関係を築き上げ
問題解決に向かうための足掛かりにするためです。
    
傾聴しようにも相手が話をする気にならなければお話になりませんし、
サレ妻さんもFBI捜査官のような傾聴のプロではありません。
    
直接話し合っても、どうしても感情的になってしまいます。
    
ですので、
まずはメールで傾聴し
少しずつでもいいので
落ち着いて問題解決の話し合いが
できるようになるために
感謝メール(傾聴メールは)有効なのです。
    


シタ夫の本音考察【私の体験談】


シタ夫の本音考察

2020年2月某日
 
ネットで効果的な不倫対策を探し、
愛され妻セミナーを見つけました。
無料版の部分だけでもシタ夫に試してみるが全然効果なし。
 (いつでも笑顔、女性を意識した服装、小さなプレゼント、etc)
 
元夫には明らかに
『離婚されたくないから愛想がいいんだよね、今更女性を意識したって、
 振り向いてほしいだけなんでしょ?』って感じの表情をするだけです。
 
私の存在を余計に鬱陶しく思っている①ようにしか見えません。
 
できるだけ私と話そうとしないどころか私に会わないようにしている②。
 
無料版だから効果がないのか、
無料版で効果がないなら
有料版でも効果は望めないのでは?と、
疲れまくって絶望しているところへ、
 
「あ、そうだ。来週、俺ニューヨークに出張の後、日本に行ってくる」と
 元夫が言い出しました。
 
当然嘘で、
ニューヨークに住んでいる間女に会いに行くためです。

ついでに自分の両親(元夫の両親)に
私と離婚して間女と結婚することを報告に行く③とのこと。
 
夫がニューヨークへ行っている間、
you tubeで傾聴について説明している動画を見つけました。
これって、応用できないかな?と思いついた私は、
たまたま夫が不倫出張で(笑)、
子供たちの様子などをメールで連絡をしても不自然ではない状況でもあり、
 
早速、感謝メールを送ってみました。
 
返信はその日のうちにあり、家に帰ったら慰謝料や子供達の親権について
話し合いましょう④ということでした。
 
私の場合、もうこの時点で離婚は避けられそうにありませんでたが

せめて妻としての権利は何がなんでも守りたい!と思っていました。

返信メールを読む限りでは、
私と子供達がいきなり路頭に迷うことはなさそう⑤です。

ひとまず話し合いの目処を立てるために感謝メールは有効
だったのだと思います。
 

シタ夫の本音考察

シタ夫の本音考察




 ①私の存在を余計に鬱陶しく思っている
  ⇒一番不倫が盛り上がるこの時期に妻が泣こうが喚こうがお構いなし。
   間女のことで頭がいっぱい。不倫することに抵抗がありません。
 
 ②できるだけ私と話そうとしないどころか私に会わないようにしている 
  ⇒これは罪悪感ではなく自己保身からの行動です。
   愛され妻を頑張るサレ妻を見るのが嫌。
   やり直そうとか、すがられるのが面倒くさい。
   サレ妻に不倫を責められるのが怖い。
 
 ③私と離婚して間女と結婚することを報告に行く
  ⇒この時期の不倫者は本当にうかつだという証拠です。
   後にこの行動がシタ夫を相当悩ませます。
   自分で自分の選択肢を減らしてしまったのです。
    
 ④家に帰ったら慰謝料や子供の親権・・・
  ⇒離婚するための話し合いは積極的。
   シタ夫は間女と結婚するために
   何がなんでも早く離婚したいようでした。
   この心理を利用して私は自分の離婚条件を通す算段を練りました。
   
   もともとのシタ夫の性格、
   その時点での本当の不倫状況、(シタ夫がサレ妻に
   言っていることは、主観的でたいてい嘘が混じっています)
   
   それによって推察されるその時点でのシタ夫の心理、
   等を踏まえてこれからの話し合いに備えることができました。

 ⑤私と子供達がいきなり路頭に迷うことはなさそう
  ⇒外国に住んでいるため、
   アパートを賃貸するなど別居するための手続きが気がかりでしたが
   シタ夫が手伝うことになりました。

 ⑥話し合いの目処を立てるために感謝メールは有効
  ⇒私と不倫者たちのお互いの妥協点を見つけるのに
   役に立ったと思います。
   


【愛され妻になっても不倫問題は解決しない】まとめ


  愛され妻はよけい不倫問題解決を遅らせる。
 2 不倫の原因は妻にはない。

 3 感謝メールはシタ夫の情報を得るのに有効。
 
シタ夫に社会的制裁を加えることは否定しません。
ただ、サレ妻さんが今後、
幸せを掴むために必要なお金をシタ夫から迅速に搾り取ることも肝要です。
                     


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