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突発性難聴ってどんな症状?体験談

メンタルだけでなく体も弱い私なのですが、今日は耳の異常「突発性難聴」になった時のお話です。
芸能人の方々もこの病気を公表していたりするので、みなさんも病名は聞いたことがあるのではないでしょうか。
1度なると繰り返すそうで、私はかれこれ3回も罹患しました笑

今日は記念すべき、1回目に突発性難聴になった時のお話です。

アルバイト経験はあったものの、正社員として働くのは初めてだった「新社会人」だったころ。私は自分が知らぬ間に社畜になっていました。
忙しい時期は深夜2時から3時くらいまで働いたり、朝6時過ぎに出勤することもあり。同僚の中には会社に泊まって仕事をしてる人もいたので、私はまだマシなのだと思っていました。
それだけ働いていても残業代はなし。サービス残業です。休日出勤ももちろん給与に反映されることはありません。有給なんて都市伝説。「それが社会人としての普通なんだ」と思い込んでいた私。今考えると怖過ぎ!

ハードな社畜生活の中で、大きな仕事が次々と降ってきて、次第に私のキャパを超えていきました。初めてのうつ症状が出始めたのもこのころです。
同時に耳の聞こえに異変が出始めました。飛行機が離陸する時の耳が詰まったようなあの感覚が、左耳にだけ発生。
そのうち、音は聞こえるのになんて言ってるのか正しく聞き取れないことも出てきました。覚えているエピソードは「タバコ」と言われているのに「え?肉まん?」と返事をしたことですね…。
そして、些細な音が頭の中で反響するようになり、音のするところにいることが苦痛になってきました。パソコンのキーボードを打つカタカタ音でさえ本当に辛かったです。頭痛と不快感で、聞こえないことよりもこちらの方がひどく苦痛でした。

そのうち眩暈も出始めたため、耳鼻科へ。左耳の聴力が落ちており、低音が聞き取りにくくなっているとのこと。まずはステロイドや血の巡りを良くする飲み薬で様子を見ることになりました。
しかし、症状は改善せず。1週間後に再診したときには聴力が悪化していたため、総合病院へ転院。転院先を受診して再度聴力検査を実施したところ、医師より「早めに治療をしたほうがいい。聴力が固定されて、もう戻らなくなってしまう」とのお言葉。受診したその日から入院することになりました。
外来でも治療は可能ですが、毎日4時間ほどステロイドの点滴を打つことになるので通院は辛いかな?と考えたのと、医師から「原因はストレスだと思う。少し職場から離れた方が良いのでは」とアドバイスがあったので、入院を決意したという流れです。うつ症状もあったし、少し休んだほうが良いと思いました。

入院中の会社とのやりとりや上司にブチギレたことなどは、話がずれてしまうため別で記事にしますね。

毎日病室で点滴をして飲み薬を飲む。そして毎朝医師の問診があるのと、1日おきに聴力検査を受けるだけの日々。日中はほとんどゴロゴロしていました。今思うと1番楽な入院生活で、正直最高でした!

聴力はどんどん回復し、予定通りの2週間で無事に退院。
今でもストレスがかかると時々「症状が再発するのでは?」と感じることもありますが、自分でそれをわかっているので「やばい」と思ったら心身を休めるようにしています。

音楽をやっている方の突発性難聴は本当に辛いだろうと思います。小さな音ですら響いて辛いのに、コンサートの大きな音にどうやって耐えているのだろう…と不思議です。

聴力の異常は1分1秒を争うと言われています。なぜなら早期段階で治療を開始しないと、聴力が固定されて2度と回復しなくなる可能性があるから。
「なんか聞こえにくい」「いつもと違う耳鳴りがする」など、違和感を感じたらすぐに耳鼻科を受診しましょう。

以上、私の突発性難聴体験記でした!
動画もありますので、よろしければご覧ください★→動画

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