カサンドラ改善において大切な心構えとは
カサンドラとは…
古代ギリシャのトロイの王女様のカサンドラにちなんでつけられたといわれています。
この王女様は、素晴らしい能力を持っていたにもかかわらず、誰からも決して信じてもらえないおまじないをかけられてしまいます。
つ、つらすぎますよね…(⌒-⌒; )
カサンドラ症候群で悩む方も、パートナーの愚痴を周囲に話したところで、周囲からは信じてもらえず、孤立してしまいます。
『あなたのパートナーがそんなわけないでしょ。とてもいい人じゃないの!!』
『とても頭良くて真面目じゃないか。あなたのほうが未熟なんじゃない?』
夫婦でカウンセリングを受けようとされる方がいらっしゃるのですが、夫婦同士では話し合いのキャッチボールができず、根治を目指すとなるとかえって悪化する場合があります。
大切なことは、
カサンドラで悩むあなたが、
心構えの4つの盾を胸にかかげる
ということです。
☆そもそも根治を二人で目指そうと気張らなくて大丈夫という第一の盾
☆周りの身近な夫婦も、話し合いが意外と通じないことはあるはずと思う第二の盾
☆今日より明日、明日より明後日には楽になっていればいいなあという第三の盾
☆外と自分の関わりを絶たないようにする第四の盾
→特にカサンドラ症候群で悩み、鬱などの状態まで陥る場合は、外に出るのが億劫だと強く感じてしまいます。
外に出ない結果、パートナーにふさぎ込んだ気持ちを話そうと会話のボールを投げますが、パートナーは応じてくれないため、さらに孤立し、悪循環を繰り返します。
カサンドラの辛い気持ちが回復するのを待っていたら、本当に途方にくれますので、庭でも良いです。
とにかく玄関のドアを開けて一歩外へ踏み出してみてください^ ^
それができたら、近所の公園まで歩いてみてください。
さらにできたら、外で人と関わる活動をしてみてください。
他者と交流したり、外界の自然に触れたりする体験は、パートナーとの根治にはならないかもしれません。
しかし、少しずつ実践することで、カサンドラであるあなたが抱えていた、言葉で表現しがたい苦しみ色の会話のボールが少しずつ鮮明に色づいていくことでしょう^ ^
鈍化していた心に息吹をふきかけ、他者と共感し合い、以前の自分より少し肩の力を抜いてみることが大切です!
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