親の手を使って物を取ろうとする理由
東京でも、4年ぶりの大雪だそうで、皆さま転ばないようにお気をつけくださいね。
本日は、タイトルにある通り、親の手を使って物を取ろうとする理由についてお話ししていきますね。
え?なんのこと?
そう思われた方も多いでしょう^ ^
100%ではありませんが、自閉症スペクトラムの子供達によくみられる光景のことです。
例えば自閉症で5歳のA君を例に出します。
A君の見つめる先の戸棚の上に、大好きなかいじゅうのおもちゃがあるとします。
定型発達の子供達ならば、両親に言葉で取ってほしい旨を伝えることができます。
しかし、Aくんは、親の手をつかんで、かいじゅうのおもちゃまで誘導し、親に取ってもらいます。
これを、クレーンゲームに似ていることから、クレーン現象といいます。
自閉症の子供達は、人よりも、どちらかというとモノに関心が強い為、そのように、目的を達成するために、手段として親の手を目的物まで引っ張ることがあります。
そんなとき、無理にやめさせなくても大丈夫です^ ^
たとえ、目を合わせてくれなくても、表情が変わらなくても、クレーン現象に従いつつ、お子様に話しかけてあげてください^ ^
言葉や視線で思いが通じなくても、心は通ずるものがありますからね。
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