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20 名以上の副業エンジニアが柔軟にやりがいを持って働ける環境

株式会社coco のエンジニアは正社員 4 名・副業人材は 20 名以上となっています。つまり、エンジニアの 75% 以上が副業人材で構成されています。

副業人材は、本業では SaaS 企業・メガベンチャー・大手企業等の第一線で活躍されている方々になります。Offers 等の副業プラットフォームでオファーをさせていただいたり、ご応募いただくことが多いです。

正社員 4 名は全員、最初に副業で関わってくれた方が後に正社員としてジョインしています。副業でカルチャーや業務を実際に体験いただくことで、魅力を感じていただいたり、お互いのミスマッチを減らすことができています。

今回は、副業エンジニアの働き方・カルチャー・インタビュー内容を紹介いたします。


柔軟で多様な働き方

柔軟な働き方

忙しい時は月数時間、余裕がある時は月数十時間といった柔軟な働き方が可能です。平日夜間や土日等任意タイミングで稼働いただき、稼働報告は Slack で実施しています。

完全リモートワーク環境

株式会社coco では、新型コロナウイルス感染症 (COVID‑19) が発生する以前から、完全リモートワーク環境を整備しています。

出社が不要なため、遠隔地からも副業が可能です。国内各地だけでなく、イギリスに滞在している日本人エンジニアもいらっしゃいます。非同期化ワークフローの徹底をしており、場所や時差による制約・障害がない状態を目指しています。

最適化したタスクアサイン

タスクの詳細は GitHub の issue に記載し、タスク管理は JIRA で実施しています。GitHub に仕様のやり取りを集約しているため、機能の経緯などが追えるようにしています。

タスクは不確かさの階層で3段階構成にし、ドメイン知識などを「業務しながら」段階的に身につけられるよう整備しています。

各自の能力・経験・志向を踏まえ、常時数個期限に余裕があるタスクをアサインしています。

下記は副業人材のスプリントレポートです。

柔軟性を支える体制

ドキュメント整備の推進と生成AIの利用

プロダクトやドメイン知識等を効率よく習得できるようにするため、ドキュメント整備を推進しています。

開発環境構築方法、ブランチ戦略、リリースフロー等開発に必要な情報は全てドキュメント化しており、副業と正社員の情報格差はない状態になっています。
また、self reviewと自動 review に生成 ai を活用しています。

下記はブランチ戦略を説明しているドキュメントの一部です。

下記は生成 ai を使用したself reviewの一部です。

非同期化ワークフローの徹底

副業の方は、非同期で稼働いただけるようにするため MTG はありません。
タスクに作業内容詳細が記載されており、上から順に着手いただくワークフローとなっています。

報告・連絡・相談がある際は、 Slack 上で実施しています。

徹底した自動化

自動化への投資は惜しまず取り組んでいます。自動化事例を 6 つご紹介します。

1. CodeFactor/SonarCloud/Reviewdog を用いた自動コードレビューの実施システムによる自動コードレビュー後に、人がコードレビューをすることでレビューコストを削減しています。

もちろん、CI も実施しています。

Qodanaを利用した静的解析、生成AIを用いたコードレビューも行っています。

2. GitHub と Slack 連携によりタスクの対応漏れを無くす
リマインダーが完了するまで通知してくれます。

社内slackにRAGを用いた社内bot AIの開発を進行中です。

3. リリースの自動化
master へのプルリクエストをマージすることで、自動でデプロイができる環境を構築しています。
平均リリース回数は1日あたり5.6回となっています。

bugbugを用いたE2Eテストの自動化を毎日行っています。

4. dependabot の毎週実行による、ライブラリ更新の追従
iOS/Android 共にSwift/Kotlin とライブラリも最新を維持しています。

5. iOS では Bitrise + fastlane でアプリ配布を自動化
Xcode 16/iPhone 16対応(2024/9/24時点)

6. Swagger で APIClient の生成を自動化

オンボーディング

ロープレによるプロダクト理解促進

coco のプロダクト開発は、実際の店舗の現場でどういった人がどういったシチュエーションで使っているか、ということをよく理解することが非常に重要になります。

そのため、タスクの着手前に必ずドキュメントだけでなく、 15 分前後でロープレを実施することでプロダクトの理解を促進する取り組みをしています。

具体的にはスタッフさんの立場でアプリを利用したり、お店に来店する顧客の立場で SMS メッセージ受信し、スタッフとのコミュニケーションを体験する、等です。

その後質疑応答をして、どういうプロダクトなのかを理解した状態でタスクに着手していただいています。

リアルタイムの交流会

自動化や非同期化を徹底する一方で、リアルタイムの交流会(任意参加)を毎月開催しています。月次の振り返り、ゲーム、雑談も含めたコミュニケーションによるチームビルディングを実施しています。

下記は 2022 年 12 月に実施したオフライン会 (MetaLife) の様子です。

実際に副業されている方の声

今回cocoで 1 年 3 ヶ月副業をしていただいている U さんに代表の高橋よりお話を伺わせていただきました。

良かった点

高橋:coco で副業をしてみて良かった点を教えてください

U さん:いつ働いてもちゃんとまわる仕組みづくりができているのが良いと思っています。
issue と開発の体験がつながっており、プロダクトを徐々に作り上げていくプロセスを体験できています。
Slack や月末会 (MetaLife) で会社の状況等が逐一共有されており、副業でも一員として貢献できている感覚があるのが嬉しいです。

不安だった点

高橋:coco で副業をしてみて不安だった点を教えてください

U さん:自由度が高いのが最初は不安でした。
今は慣れていますが、リリースのタイミングを自分で決めて良いのかは不安でした。
リリースタイミングを自分で判断しないといけないというのは慣れないと大変かもしれないです。

おすすめできるポイント

高橋:coco の副業を他の方におすすめできるポイントを教えてください

U さん:大きく 3 つおすすめできるポイントがあります。
1. 平日夜間や休日など自分の時間で選べる点
2. 環境構築の時間かからないため、スムーズに開始できる点
3. スタートアップの雰囲気、アジャイル開発やスクラム開発を体感できる点

おすすめできる方

高橋:coco の副業をおすすめできる方はどのような方でしょうか

U さん:副業経験はなくても大丈夫です。私もそうでした。
スタートアップの世界を覗き見たい人には特におすすめだと思います。

高橋:お話を聞かせていただきありがとうございました!

coco について

使用言語/開発環境

アプリケーション言語は、 PHP / CakePHP / TypeScript / Vue.js 等を利用しています。
ソースコード管理は Github 、開発環境は Docker Compose で構築できます。
E2Eテストはbugbugを用いて自動化しています。

エンジニアリング面の課題

直近下記課題があり、課題を解決いただける方を募集しています。

  • IaC (terraform + packer)

  • unit test 拡充 (PHPUnit)

  • DDD + DataMapper の完全対応

  • PHP フレームワークのアップデート

上記課題の解決だけでなく、プロダクト開発もしていただける方を募集しています。

興味を持っていただいた方へ

株式会社coco の副業に興味を持っていただいた方は、公式採用サイトよりご応募ください。
30 分程度オンラインで当社エンジニアとカジュアルにお話をさせてください!

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