BanG Dream! It’s MyGO!!!!! 感想9 #13 〜2つのPrologue〜
このブログを読んでくださっている方、こんMyGO!!!!!
いよいよBanG Dream! It’s MyGO!!!!!の最終回にあたる#13の感想です。
その前に少し余談を、
まずはMyGO!!!!!のガルパ参戦、おめでとうございます。
早速私もプレイしました。
MyGO!!!!!からバンドリ!を知った・興味を持った人も多いと思うので、
ガルパまで遊んでくれると嬉しいです。
と言っても、何せ今からバンドリ!に触れるのもなかなか体力がいるので強制するつもりもなければ、MyGO!!!!!が好きならこのバンドも好きになるはずという紹介もあまりする気はありません。
ただ、単純にMyGO!!!!!のアニメ後の会話が聞けるので、そういった意味で今からガルパを始めるのはすごくおすすめです。
燈は相変わらずコレクションを増やすし、(ピックやどんぐり)
愛音は周りからうざがられるし、
楽奈はアニメ以上に不思議行動をするし、
そよは怒ると怖いし、
立希は燈大好きが悪化してるしで
仲が良いのか・悪いのかアニメの続きの彼女たちの日常が見られます。
それだけでなく、立希とバンドができて嬉しがる燈になんだかんだ言いながら一生バンドすることに前向きなそよなどアニメでは見られないであろうセリフもたくさんありました。
あれだけ本編が濃かったのでゲームでも口を開けば面白セリフかエモいセリフしか出てこないのでMyGO!!!!!ロスにはガルパをおすすめします。
続いて、Roselia「Farbe」のオープニングアクト
セットリスト
Day1 MyGO!!!!!
M1 影色舞
M2 碧天伴走
M3 壱雫空
Day2 Ave Mujica
M1 Ave Mujica
M2 神さま、バカ
M3 Mas?uerade Rhapsody Re?uest
本編のRoseliaはもちろん最高として、この2つのバンドのオープニングアクトも最高でした。というより、盛り上がりがすごくて対バンだと錯覚するぐらいでした。
碧天伴走の時に2番Aメロで愛音に体を向けて歌う燈や神さま、バカの時にオブリビオニス(祥子)にモーティス(睦)駆け寄ったと思ったらすぐに追い返された?のかすぐに戻ったり、アニメを見た後だと考察したくなるところが満載でした。
MyGO!!!!!とAve Mujicaが本気でぶつかったらどうなるのか。
本気で気になっていたりします。
長くなりましたが、余談はここまで、#13の感想に行きたいと思います。
今回もネタバレ全開でいくのでお願いします。
#13 信じられるのは我がひとつ
打ち上げ
バンドがライブ後にすることの王道”打ち上げ”。
ようやくMyGO!!!!!でも打ち上げができるようになりました。
楽奈の抹茶への執着。ただただ可愛いがあふれるだけの優しい空間。
だけでは終わらないのがMyGO!!!!!。
燈が「一瞬一瞬をたくさん重ねたら一生になる」。
BanG Dream! It’s MyGO!!!!!で燈が導き出した一つの答えです。
#13ではそよが、#4でも愛音が本当に一生バンドできるのかを問う場面があります。
当然です。一生なんて簡単に口に出していい言葉ではありません。
現実には”絶対”なんてあるはずもない、だから迷うのです。
燈はもう迷いたくないから最初に”一生”という言葉を使ったのでしょう。
でも、今は違う。
迷うことに迷わないことを選んだ燈の言う”一生”とは何か。
燈はライブで常に全力で叫ぶのでライブ中の記憶があまりない。
本当に体感が”一瞬”の時間。
それでもこの熱は心に刻まれている。
一瞬に感じても確かに時は進んでいることを熱が教えてくれる。
熱を感じる一瞬が続いていけばいつしかは”一生”になる。
”一生という長い時間をそれだけで乗り越えていけるのか。”
この疑問は残りますし、燈もそれに気づいている。
うまくいくばかりじゃない、またバラバラになるかもしれない。
それでもその一瞬一瞬の熱を重ねていけば、一生になる。
書いている自分でもわからなくなるぐらいには、
何の確証や根拠もない酷く願望が剥き出された理論です。
それでいいのです。
結局は”一生”も頑固な燈の大切なわがままですから。
”自分の大切なわがままを貫き通す”こと。
”そしてそのために”迷いながらでも進む”こと。
この2つを燈が忘れない限り燈が求める”一生”は叶うと思いました。
剥き出し
長く続いたそよの問題とも一旦は決着がつきました。
愛音の投稿した写真を見て微笑むそよ。
仲睦まじい?元CRYCHICの3人。
最終回にして、やっとここまでこれました。
ここで燈の付き添いが一夜限定でそよになりました。
素直にここでバイバイした立希。
最後の最後まで不憫で貫いたキャラクターでした。
燈の自宅前の歩道橋で語り合う2人。
そこでそよは”燈の詩が苦手だったこと”とその理由を素直に話しました。
自分の本心を殺してきた少女が、自分の素直な気持ちを話す。
簡単に決意できたことではないのは明らかです。
それでも”これ”だけは自分の力で乗り越えなきゃいけない。
#10での愛音と同じように、本人なりのケジメの付け方です。
燈の詩が苦手。自分の心の叫びを代弁しちゃうから。
才能至上主義の祥子が燈という才能を必要とした理由もここで明らかになった気がしました。
誰だって自分の本心を剥き出しにはしたくありません。
それは恥ずかしいからとか理由は色々あるとは思うのですが、その理由の根底は結局1つです。
それは”今の自分が好きではない”ということなのだと思います。
誰にだって理想があって、同時にその理想からかけ離れている自分を誰よりも自分自身が知っている。
そんな不完全な自分をむき出しにすることはしたくないのが”普通”です。
でも、燈は違った。
不完全な自分を隠すのではなく、むしろ不完全な自分をどこか無意識に誇っているように感じてしまうのです。
本来なら自分が嫌いなところは変えようとします。
しかし、燈は隠すどころか自分以外には見せないつもりとはいえ、それを自由帳に書いちゃうし、#10ではそれを人前で自主的に歌っちゃう。
人になれないと嘆きながら、人になろうとはしない。
なんだかんだ人になれない自分も”スキ”なんだろうと思ってしまいます。
何度も言いましたが、燈はスキに対しては頑固でわがままです。
人になれるように自分を変えるのではなく、自分も唯一人でいられるバンドという居場所に執着しているのがその根拠です。
自分をスキと誇れる才能を祥子は感じたのかもしれません。
でもそよには辛かった。
というより羨ましかったのだと今では気づいていそうです。
”憧れ”この言葉にも色々な意味が考えられます。
燈→愛音は尊敬での憧れ
立希→燈は憧れから価値の押し付け
そよ→燈は憧れから自己嫌悪
燈の詩を聴くたびに自分との戦いを強制される。
CRYCHICの復活もないのにそんな辛いことはしたいわけがない。
そよの居場所がMyGO!!!!!にはないと1度思った理由が判明しましたね。
でも、#10〜#12で自分の居場所だと思えた。
だから頑張る。そよの決意表明でした。
同時にそれでも一生CRYCHICは忘れられないとも言ったそよ。
それに共感する燈。
今の一瞬を大切にするためには過去も大切にしなきゃいけない。
過去も積み重ねた一瞬の一部ですから。
届けたい言葉
そよとも完全に和解し、完結とはいかないのがこの作品。
祥子との決着。
燈はこんな時の解決方法は1つしか知りません。
”詩を届けること”たった一つのやり方です。
ただ、何度も言ったように前にうまくいったからと言って今回も成功する保証はこの世界にはありません。
話し合えば解決・歌えば解決といった万能な術は存在しません。
祥子の返答は「お幸せに」。
無視よりマシなのか、それとも残酷なのか。
この言葉の真意はまだお預けです。
今回は燈の努力が無駄になってしまう形となってしまいました。
ただ書いた詩自体がこのまま無駄になってしまうのか?
詩も公開されないままでしたし、書いたものは口に出した言葉とは違いそれ自体が記録として残り続けます。
いつかこの詩が報われる展開があると素敵ではないでしょうか?
ただ、この場では燈の言葉は届かなかった。
また、迷子です。すぐに迷子になってしまいます。
でも、今までの迷子とは違う。
今では同じ迷子仲間がいますから。
自分の言葉は届かない時もある。
詩超絆の時のようにうまくいくことばかりではない。
出だしからこんな状況で一生バンドできるのか。
でも届いた言葉も確かに目の前にある。
その事実が目の前で道を照らしてくれる限り迷子でも大丈夫。
「よろしくお願いします。」「頑張ろう。」
そこで握った手を一生離さない。
ここでBanG Dream! It’s MyGO!!!!!のMyGO!!!!!の物語は完結しました。
そしてMyGO!!!!!の一生の始まり~Prologue~のイントロの音が
歌い・鳴らし出しました。
仮面のマリオネット
今までMyGO!!!!!の物語の陰で蠢いていた人形たちが怪しげな行進を始めました。まるで0th LIVEで最後に黒装束を脱ぎ捨てた時のようにその衝撃はそれまでの全てを飲み込みました。
”悲しみ”ロドリス
”死”モーティス
”恐れ”ティモリス
”愛”アモーリス
”忘却” オブリビオニス
仮面で素顔を隠す人形たちの正体はー
公式も隠す時間は終わったと言いたげなので、言いますが、
というよりバレバレですね。
”あの5人”です。
”Ave Mujica”
同じ穴の狢の集まりもの。
それが彼女達の名前。
曲の前に世界観を見せる劇の開幕
何もかもが異質です。
地味に全員与えられた役にノリノリなのは、(プロの世界に身を投じた初華と作り手側の祥子を除き)それぞれが演じやすいキャラクターになるよう祥子が調整をしたからでしょうか?
そしてこれはライブ後の展開ですが、ついに祥子がCRYCHICを脱退し、バンドが嫌いになる原因のヒントが明かされました。
「クソ親父」この存在は?
綺麗な洋館とオンボロアパート。祥子の居場所はどこか?
バンドは運命共同体。#3で明かされたこの言葉。
「運命」。軽く放ってしまったその言葉の意味。
燈やそよは選ばれなかったのか?それとも・・・?
謎が謎を呼びまくる展開が待ち侘びていました。
その目的は全くの謎。
でも初ライブであの大きい会場。
MyGO!!!!!どころか今までのバンドリ!既存バンドすらを凌駕するかもしれない大きな何かが確かにここで目覚めたのだと思います。
Ave Mujica
そしてこの会場で披露されたのが「Ave Mujica」
バンド名を最初の曲として選ぶその世界観。
MyGO!!!!!が燈の剥き出しの叫びを綴ったパンクロックやメロコアの曲が多くある中で、Ave Mujicaは祥子が作り上げた世界から逸脱することを許さない全てが偽りのメタルサウンド。
現実に生きるバンドと虚構のみに存在するバンド。
何もかもが対比されている最高のライバルと言えるのかもしれません。
「この右手あなたが掴むなら 漆黒の魅惑に 悦楽の虜に」
解かれても握った手を離さないのではなく、欲するならそちらから握れ。
それなら後悔はさせない。一生離れられないように変えてあげる。
燈のわがままが可愛く見えるレベルの支配欲。
それが許されるほどの圧倒的な音。
このAve Mujicaの演奏終わりと共に、虚構まみれの5つのマリオネットたちの怪しげで、優雅で、ドス黒い~Prologue~の開演のブザーが鳴り響きました。
あまり多く語るのはAve Mujicaの世界観にもあっていないと思うので、ここまでにします。
ちなみにアニメだけでなく、リアルでもこの世界観と音は圧倒的です。
特に生音は音に押しつぶされるといった表現がピッタリになるぐらいには重いです。
総括 #13
#13はタイトルにも選んだように2つバンドのprologueが描かれたのだと思います。ただそのprologueは全くの別物。片方はひとまず目の前の困難を振り払い、全員が素直な気持ちを曝け出したことでたどり着くことができたぐちゃぐちゃだけど自分達にとって誇りとなる道。もう片方は全てが綺麗に舗装されており、その道中には無駄なノイズが一切ないレッドカーペット。ただその赤い道は下手すれば自身も喰いかねない血に塗れた道でもあった。私はこんなふうに見えました。
物語の続編となるBanG Dream! Ave Mujicaの制作も発表されました。
MyGO!!!!!はもう大丈夫と胸を張れるぐらいには立派に成長しました。問題はAve Mujicaですね。何せ続編のアニメが始まるまでは謎のままですから。ただ、元々このバンドは謎の招待状から始まり、謎解きゲームといった「謎」といった裏テーマがあるように感じます。キャストさん達のインタビューでも謎が解かれていく感覚が味わえるとのこと。
BanG Dream! It’s MyGO!!!!!ではただの聖人として描かれた初華や海鈴ですが、愛音やそよのことを思い返してみるとそう素直になりますかね?祥子は間違いなく「クソ親父」との件が何か大きな災厄を振り撒く予感しかしませんし、睦もにゃむも大人しくしている展開はなさそうです。そしてそよの胸の中も穏やかで終わるわけがないでしょう。MyGO!!!!!の物語では祥子と睦はキーパーソンとして扱われ、海鈴は一時の助っ人として交流を、初華はMyGO!!!!!の恩人と言っても過言ではないくらいには大事な役目をこなしました。逆にMyGO!!!!!はAve Mujicaの物語に絡むのでしょうか。個人的には燈の祥子への詩が気になります。
Ave Mujicaの話に話題が行きがちですが、MyGO!!!!!の1つの決着も#13では重要です。特に燈と愛音のペアの強固さでいうと圧倒的です。#1で2人が出会わなければMyGO!!!!!の物語は何も動き出さなかったことを考えるとこれ以上にないほど美しい決着でした。
これで#13の感想は終わりです。
#1から#13まで無事完走できました。
次回は私のBanG Dream! It’s MyGO!!!!!の感想記事としては最後となる全体の総括的な内容の記事になります。BanG Dream! It’s MyGO!!!!!はどのようなアニメだったのかを最終的に振り返れたらいいなと思います。
そんなに長くはならないと思います。
絶対読んでとも思いませんが、これまでの感想記事の中で良かったと思える部分があってくれるなら読んでくれると嬉しいなと思ってます。
おまけ#8
おまけコーナーは今回でラストにしようと思います。
本当は残っている”あの曲”の1つだけのつもりでしたが、
ここまで来たら全ての曲の紹介をして後悔なく終わりたいので、
おまけ最後の今回は「歌いましょう 鳴らしましょう」と「焚音打」の2本立てで行かせていただきます。
まずは「歌いましょう 鳴らしましょう」です。
この曲はMyGO!!!!!がガルパに実装されるタイミングで解禁・公開された曲です。壱雫空にも負けないほどの明るさやエネルギッシュさも感じました。
この曲を一言で表すのなら「挑戦」なんだと思いました。
今までの楽曲ともまた違う曲調であり、MyGO!!!!!の結成秘話が明かされた今ならではの”ここで終わりじゃない、ここからも続いていく”というメッセージをさりげなく伝えてくれているようにも感じました。
心の叫びを剥き出しにするMyGO!!!!!の音楽を体現したような歌詞にも注目です。
「歌いましょう 不安すらも 喜びも 思い出も」
心の全てを肯定してくれるMyGO!!!!!らしさ。
好きも嫌いも抱きしめたい。けれどそれを理想論として笑う人もいる。
理想論でもいいじゃない。
「それが音楽ってもんでしょう、人生ってもんでしょう。」
MyGO!!!!!はバンドはあくまでも手段であり、音楽に対する思いというのはあまり明かされていないようにも感じましたが、自分達の唯一の手段だからこそ、誰よりも真剣に・そして誰より音楽を愛している思いも伝わりました。
そして最後はこの曲「焚音打」です。
#9で擦り減った心をこの曲で癒した人も多いのではないでしょうか。
MyGO!!!!!はわずか1年半の活動でありながら、集大成と呼べる曲が数多くあります。
キャスト非公開でのMyGO!!!!!の集大成として「音一会」
BanG Dream! It’s MyGO!!!!!のMyGO!!!!!結成秘話の集大成として「迷路日々」
焚音打もこの集大成と呼ばれる曲の1つであると思っています。
では何の集大成なのか。
それは2022年のMyGO!!!!!プロジェクトの公開からBanG Dream! It’s MyGO!!!!!の完結までのプロジェクト全体の集大成であると思います。
集大成としての側面はいろいろな場面で発揮されています。
演奏なんかも大変そうな曲ですね。
テクニックというよりとにかく早く弾かないといけない状況の中でコーラスもしなければいけない。
曲の展開も複雑で転調が多く、そのタイミングも全員がぴったり息を合わせないといけない。
これらをライブでは生演奏で披露しなければいけない。
本当にMyGO!!!!!のキャストさんの努力には驚かされます。
集大成だからこそ、保守的にではなくより高みに挑戦をしていく。
MyGO!!!!!に限らず、バンドリ!の人気な理由の根底だと思います。
そして焚音打を語る上で外せないのがやはり歌詞ですね。
気づいている人がほとんどだとは思いますが、焚音打の歌詞にはMyGO!!!!!5人の名前が隠されています。
これ自体、本当にオシャレですね。燈の発想というよりも愛音が入れ知恵をしたのではないかと妄想もできます。
ただ、そちらばかりに気を取られてしまうのも焚音打という名曲に出会えたのに少し勿体無い気もします。
焚音打の歌詞はアニメの内容はもちろん、これまでのリアルの活動などいろいろな思い出が蘇る歌詞ばかりです。
焚音打が公開されたのは#8と#9の間でしたが、
いきなり「迷っていたから出会えて やっと繋いだ手を もう僕は離さない」
今ならこの言葉が持つ意味がどれだけ大きいかがわかります。
他にも「明日はね 遠いけど たった今ここに立つ」や「君とならどこまでもいきたいよ」など公開時にはよくわからない部分も今ならその意味がよくわかります。明日=一生などおしゃれな言い回しは好きです。
BanG Dream! It’s MyGO!!!!!の最終回でのライブは焚音打ではないかとも言われていましたが、実際にその役目を担ったのは迷路日々。これも納得ですね。この迷路日々含めたMyGO!!!!!の初ライブも経験した燈じゃないとこの詩にはなりませんから。
そして、この歌詞達が大好きという人は多いのではないでしょうか。
「この音色でしか たきつけられない 胸が今騒ぎ出して」
「それぞれの拳の中に 握ってるものは 違ったっていいんだよ」
「このパンクロックの中で 同じ熱になれるいまがすべて」
燈が叫ぶようにうたうこの言葉たち。
いつも心がバラバラなMyGO!!!!!。
本来ならバラバラな気持ちを1つにするのが王道ですが、詩超絆でも語られた通り”僕らの道が平行線だとしても 君を離れない”。
バラバラな気持ちですら、否定をしないのがMyGO!!!!!の音楽。
バラバラでもいい、胸の中の熱があるかぎりバラバラでも一生続いていく。
その確信があるからこその歌詞ですね。
この歌詞の意味を絡めた5th LIVEの羊宮さんのMCが個人的に記憶に残っています。
そして最後のシンガロングの部分が個人的に大好きです。
「It's the blazing our sound.
We all sing out with the same heat.
We will go with our song.
Yet still tomorrow is unknown.」
MyGO!!!!!では珍しい英語の歌詞。
愛音が関わったと確信が持てます。
高校生が綴るシンプルな単語や文法ですが、その不格好さが堪らなく好きです。これを暗記するのは難しいかもしれませんが、いつか会場で1つになりたいですね。
個人的には一人称がWeだったり、”our” soundだったりの細かい部分まで”みんな”にこだわっているのも好きです。
立希は燈の詩と言ってしまうことも多いですが、燈の中では自分の心の叫びの詩であるのと同時に、MyGO!!!!!5人でのうたであることにも誇りを持っているということが伝わる気がしました。
そしてそのシンガロングのうたと同時に流れる燈の言葉。
「一緒に迷ってくれる人がいる それでも一人になる日には このうたを灯して歩く」何度も感想記事本編で書いた記憶がありますが、きっとこれから何度もMyGO!!!!!はバラバラになります。それは#9の惨状がマシに思えるくらいになる可能性も否定はできません。
でも、この詩を書けた今ならそれでも大丈夫な気がしてしまいます。
本当に集大成として相応しいほどに、壮大な曲です。
でも、MyGO!!!!!にとってはこの集大成すら一生の通過点の1つ。
これからの成長が今から楽しみですね。
おまけは以上です。
今回の記事はここまで、
気に入ったら最終回も読んでくれると嬉しいです。