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令和三年(2021年)酉の市

二年ぶりに横濱お酉様が開催されました。
ココポルトの近くにある金刀比羅大鷲神社付近には露店や熊手商が設営されて、規模を縮小&時間短縮ではありましたが、久しぶりの賑わいに訪れる人たちの表情も明るく熱気を感じることができました。また、高額な縁起熊手が購入されるたびに火打石の火花とともに手締めの音や歓声があちこちから威勢よく湧きあがり活気に満ちた様子がとても心地よく、見ているこちらまでファイトが漲ってきます。

私たちココポルトは横浜市による福祉サービスの指定事業者ゆえに商売繁盛とは無縁、熊手の購入はいたしません。それでも、熊手の由来でもある「運を鷲づかみ」や「運をかっこむ」っていう耳障りの良い言葉には惹かれます。縁起ものなので運気の良さにはどうしても触れたくて・・・

すべての露店をめぐってようやく見つけました。唯一「商売繁盛」の文字のない飾り宝船を。ご利用者様の家内安全、開運招福、そして金運アップ?!もちろん、ココポルトの運営会社である株式会社クレアションの社運隆昌にも願いを込めて。

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恵比寿様と大黒様に見守られていい感じ♪打ち出の小槌からはなんでも出てくるワケだから、熊手がなくったって運をかっこめるはず。ココポルトの宝は子どもたち、みんなで運を鷲づかみできますように。

放課後等デイサービスを利用できるのは学齢期の9年間に加えて高校の3年間、最長で12年間(特例あり)だけ。親御様は我が子が高校卒業を迎える前には、子どもたちの「新たな生活の場」について改めて検討しなければならない状況が迫ります。ノーマライゼーションの流れはようやく日本でも生まれつつありますが、社会環境の整備や福祉サービスの確立はまだまだ立ち遅れていてその選択肢はごくわずか。

もしも宝くじが当たったら、我が子のために理想の施設を自分の手で作りたい。そんな親御様の切なる願いをこれまでにたくさん、数えきれないほどたくさん聞いてきました。横浜に来る前は学校法人を設立して、自分が考え得る理想のインクルーシブ教育を体現してみたい。そんな壮大な夢を漠然と掲げていました。知人のご子息が入学していた縁で学校法人武蔵野東学園が運営する武蔵野東小学校へも足しげく通い、運動会や学校見学をさせてもらっていた時期も懐かしく。

しかし、言うまでもなく日本で学校法人の認可を受けるためのハードルの高さ、要する時間、財務基盤の確立は中小企業にとっては到底、現実的ではありません。忖度する相手も術もコネもありませんから。

天下の日本財団が助成支援を行っている数多くの施設、対象となる法人格は、いつだって一般財団法人、一般社団法人、公益財団法人、公益社団法人、社会福祉法人、特定非営利活動法人(NPO法人)など非営利活動・公益事業を行う団体のみ。

営利法人である私たち株式会社は残念ながら相手にもされません。日本における福祉サービスのレベルが低位停滞する根幹はここにあると言い続けている理由でもあります。私は仕事(企業活動)を通じて得た利益は特定の構成員(スタッフ、株主、利用する子どもたちと親御様、地域)に分配したい、ただそれだけ。それ以外に目的はありません。非営利(NPO法人)でも慈善事業でもダメなのです。同業他社が適正な競争を行い、提供されるサービスの質向上、それらを担う人材の創造性が優れ、福祉サービスに携わる人々の社会的価値と地位の向上を絶対に実現したいから。

そうだ、運を鷲づかみしたパパママたち、運をかっこんだココポルトと子供たち、何か知らないけど宝くじ当たっちゃった人、みんなひとまとめに株主になってもらい、現在そして将来のココポルト星人のため理想の施設を作ればいいね。今の私にとってそれは実現可能な目標になるかもしれないから。運とツキを必ず呼び寄せる。頼むよココポルト宝船〜♪

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