日々に深まる秋の気配
ココポルトにある大きな壁には、いつでも四季が感じられるようにと必ず季節ごとの壁面制作が施されています。子どもたちとココポルト星人(スタッフ)の共同作業も進み、みんなの頑張りと共に日々に秋の気配が深まっています。夏には青々としていた木々の葉は少しずつ黄や赤に色づきはじめ、各々の足型で作られたかぼちゃランタン(ジャック・オ・ランタン)もハロウィンの風物詩を感じさせてくれます。
「それってココポルトらしいの?」を常に念頭においた創作&制作が季節やイベントごとに行われています。この『ココポルトらしさ』を維持し、そこに子どもたちひとり一人の感性を表現として加えることにより、ママやパパたちに喜んでもらえるアウトプットにするために。ココポルト星人(スタッフ)たちは日々の苦労を陰でたくさん強いられているのです。ココポルト大王の承認(GOサイン)を得るため、制作のテーマやアイデアは日常的に検討されており、最終的なアウトプットは言うまでもなく制作プロセスの難易度についても様々な視点や角度から特に気を使っています。子どもたちのできることや作業工程の得意・好き嫌いにはそれぞれ差異や範囲に限りがありますので、「ココポルトらしさ」への拘りとともにひとり一人の「らしさ」が損なわれず表現されることも重視されているのです。一定の方向性についての承認を得てからも試作が何度も何度も繰り返され、最終的な承認を得るまでにはたくさんの時間と独創的な感性が求められています。感性がなかなかそろわなかったり、求められる感性の理解に苦しむことで、「ココポルトらしさって一体なんなんだよ(怒)」時折、そんな声も漏れ聞こえてきそうです・・・笑
よく、あの人は「センスがある(ない)」「センスが良い(悪い)」の一言で他人の感性を決めつけてしまい、それ以上のすり合わせや歩み寄りを諦め育みを阻害する要因になることがあります。
見るもの、共有する場面の数や時間に比例して感性は育ち、育むことができる。元人事、人材開発畑の身としては経験上そう信じています。自分が尊敬、信頼できる人や好きな人(身近ではないタレントや有名人であっても)が身につけていたり、勧められたり、見聞きしたりする物心に自分の好みを寄せていくことで、いつの間にか気づくとその感性やセンスを自分のものにしていることって経験ありませんか?そう、それです。他人から影響を受けたはずなのに、「昔から、そういう感性(センス)好きなんだよね~」まるで我がごとのように自慢げに、そして時に得意げに、他の誰かに語っていたりするわけです。ですから、ココポルト星で一緒に過ごす以上、仲間たちにはその「らしさ」の追求を根気よく求めているわけです。
ごく稀に「一発承認」を得る猛者がココポルト星人(スタッフ)の中にいるのも事実ではありますが、今のところ最もココポルト大王の感性とビタビタと合う人たち、それはココポルトを利用する児童のママたちなのです(笑)
ココポルトのエントランスにあるガラス装飾はそのママたちのボランティアによって施されており、その圧巻ともいえるアウトプットはココポルト星人(スタッフ)たちはもちろんのこと、ご近所の皆さんにもとても好評となっており、毎回のテーマとその仕上がりが楽しみでなりません。次回の作業日がいよいよ近づいてきています。完成したら改めてこちらでご紹介できればと思います。どうぞお楽しみに♪
子どもたちひとり一人の「らしさ」
ママたちおひとりお一人の「らしさ」
みんなの「らしさ」が一つ一つ重なり合い、
当初、自分が想像していた「ココポルトらしさ」を遥かに超える「らしさ」を。日々に深まる秋の気配とともに進化してきているように感じています。報恩謝徳。感謝を貢献でお返しできるように。前へ。