現役保育士【コロナ渦の中で初めての妊娠・出産】エピソード1~検査薬結果~
仕事帰りに、近所のドラックストアにて検査薬を購入。検査薬って高価ですね。
様々な状況下で、これを使うと思います。
赤ちゃんを望んでいる人、避妊に失敗した可能性のある人、きっと女性の購入者がほとんどだと思います。
ここで手にして購入出来るといいのですが、学生やコロナ渦の状況下でこれを購入し難い、又はできない場面が考えられます。
もう少し手軽に、生理用品や日用品のように手に入る価格に下げるべきだと思いながらレジに並んだのでした。
話題が広がってしまいました・・・。
帰宅後、検査薬の使い方を見るとどの時間帯の尿でも検査できるとのことでした。
トイレに行き、早速検査へ。
これまでも何度か使用したことがあります。
尿を検査部分にかけて、線が2本出たら陽性、1本なら陰性です。
タイトル通り、結果は陽性でした。
胸がどきどきして「嬉しい!」が一番の感情でした。
同時に。
私は2年前、似た状況の中で検査薬に陽性反応が出たことがあります。
生理のような出血が続き化学流産だと判断され、泣いたことを思い出しました。
あの時、帰っていった赤ちゃん。
クリニックの先生からは、“まだ赤ちゃんになる前のものだったから気を落とさないように”と。“よくあることだから。体の異常なく(先天性、又は後天性により子宮の異常や不妊の原因なく)、赤ちゃんが作れることが分かったね”と。
夫からは“いつまで落ち込む?赤ちゃんじゃなかったじゃん(その前の段階だった)”“そんなに泣くなら、ずっと自分のせいだと思っていれば?”と。
しかし、すぐに納得出来ず、気持ちを上手に切り替えられませんでした。
赤ちゃんのタイミングだったんだと何度も気持ちを切り替えようとしても、思い出すたびに涙が出ました。
『また、期待したらだめ。上手くいかないかもしれない。』と不安を感じました。
2つの気持ちが波のように交代に打ち寄せてはひいていきました。
2020年7月15日、私が保育士6年目の年長児担任、25歳の初夏でした。
次回は