ソウルにはもう飽きた？それなら江原道へ！束草のおすすめスポット5選&ここだけの絶品北朝鮮グルメ

こんにちは！
現在訪れた国は20カ国以上、20代のうちに50カ国訪問が目標のココネオです:）
私はカナダを拠点に生活していますが、今回は日本へ一時帰国中に韓国旅行へ行って来ました！でも、これまでにソウルへは4回ほど行ったことがあるし…。
少し違う韓国をみてみたいな〜ということで、韓国の北東部に位置する海の綺麗な
江原道（カンウォンド）エリアに行ってみることに！
この記事では束草（ソクチョ）について紹介していきます。
韓国人の方と一緒に旅をしたので、現地の人の場所です🇰🇷🏝

束草ってどんなところ？

束草は江原特別自治道の東北部に位置していて、地図を見てもらうと分かるように北朝鮮との国境からとても近いところに位置しておりその距離はわずか 50 km ！
北朝鮮とこれほどまで近いため、複雑な歴史的背景を持っている街。

google引用　韓国地図

束草のなかでも私が特に興味を持ったのが、アバイ村。
この後詳しく紹介しますがアバイ村は、簡単に言えば朝鮮戦争前までは北朝鮮だった地域。

私も含め、北朝鮮に興味はあるけれど、そんな簡単に行ける場所ではないので
北朝鮮には行けないけどアバイ村には行ってみようという旅人が結構多い印象。

北朝鮮に近いと行っても、束草には綺麗なビーチがあり、美味しい海鮮を食べることもできる、オシャレなカフェもある、しっかりと観光地化された場所なので、北朝鮮に興味のない方ももちろん楽しめます！

束草の観光スポット5選

１　雪岳山（ソラクサン）国立公園

バスを降りてこのゲートをくぐるとロープウェイ

ロープウェイで行ける雪岳山の頂上

雪岳山は、束草に行く機会があれば必ず訪れてほしい場所の一つです。

ベストシーズンは秋の紅葉シーズンで、この時期はは国内外から多くの登山客が訪れるのだとか。
私は12月初旬の冬に行きましたが、それでもなかなかの人がいました！

日本人観光客は見かけませんでしたし、その他の外国人観光客も非常に少なく、ほとんどが韓国国内からの韓国客でした。
ソウルでは驚くほど、どこにいても日本人を見かけたのに、ソウルから少し離れるだけでこんなにも少ないのかと驚きました。

雪岳山は山といっても、必ず登山しないといけないわけではありません。笑
ちゃんとロープウェイがあって、それで山の上まで登ることができます。

ロープウェイ

ロープウェイを降りた後に、少しだけ歩くのですが、しっかりと階段も作られているし、整備されているので安心です。ただ、私は韓国で初雪が降った後に行ったので少し雪が残っていて、滑りやすくて慎重に慎重に登った記憶があります。笑

束草の都心からバスで約１時間ほどかかりますが、行く価値はあるので是非、実際に雪岳山の頂上からの景色を見に行ってみてください！

２　束草水産市場

束草の中心街のある市場。
束草の美味しいもの、名物食べたかったらとりあえずこの市場へ行っておけばオッケー！

市場の入り口

アーケード付きの市場

また束草のグルメに関する記事も掲載予定なので、この市場で私が実際に食べて美味しかったもの是非チェックしてみてください！

３　ヨングムジョン展望台

岩の上にある展望台

岩山の上にある束草を代表する展望台。
日本統治時代に破壊されてしまった歴史的背景も持っている展望台。
現在のヨングムジョン展望台は再建されたものだそうです。

海に浮かぶもう一つの展望台と私

ここへ行けば、こんな感じの写真を撮ることができます。
日の出が美しく見えるスポットとしても有名！

４　束草海水浴場

束草の海と夜景

夜でも綺麗な海岸

束草にある美しいビーチはここに行けば見ることができます。
私は冬に訪れたので、もちろん海水浴はしておりませんが…。笑

オシャレな海沿いカフェや美味しい海鮮もこの辺りにたくさんあります。

５　アバイ村

アバイ村のメインストリート

私が紹介したい１番の場所、それがアバイ村。
アバイ村のような北朝鮮とここまで繋がりのある村は珍しいはず。

アバイ村について少し解説↓

アバイ村とは束草市の本土から少しだけ離れた島にある村です。
その島までは、本土から渡し船が出ているので、5分程度で簡単に到着します。

google引用　中心地の市場からアバイ村の島

今はもちろん、皆さんご存知のように、北朝鮮と韓国の国境はまっすぐ一直線ではないですよね。
ですが、この戦争時代、韓国と北朝鮮が北緯38度線の一直線を境に分けられたことがあったとか…。
私は歴史家ではないので、詳しいことはわかりませんが、確実なのはアバイ村含め束草は、38度線よりも北側に位置するということと、1950年の朝鮮戦争の際に、北朝鮮側から避難してきた人々がこのアバイ村の地で集落を形成していったということ。

一直線に引いた北緯38度線

北朝鮮をルーツに持つ人々がこの地に今も住んでいます。

この地図、私が独自で作成したものなので、位置関係に多少のずれがございます。
ご了承ください。

ここアバイ村、有名な名物があるんです。
それがオジンオスンデ（韓国版イカめし）とアバイスンデ（豚の腸詰め）

（左）オジンオスンデ　（右）アバイスンデ

さらに、お肉ではなくタコを使ったクッパも名物の一つ。

これらは束草をリサーチすると必ず出てくる定番中の定番グルメ。

アバイスンデも北朝鮮の郷土料理だそうですが…
私が紹介したいのはオジンオスンデでもアバイスンデでもタコクッパでもない！
この北朝鮮料理が束草で食べられることは、日本語で軽く束草をリサーチしても、記事には出てきませんでした。
さらにメニュー表記には、そのレストランでしか食べれないとの文言も…！

日本だとなかなか北朝鮮本場の味が食べられるお店って少ないですよね？
韓国でもそこまで多くはないのでは…？
でもここ束草は北朝鮮と関わりの深い街。
そんな束草で、北朝鮮の味を知ることの出来るお店に挑戦してみてほしいのです。

私の韓国人の知り合いがリサーチしてくれて、現地の韓国人から人気のお店！