ケリーヒルが設計したアナンタラチェンマイ。古くからあるレストランを取り囲んだ川沿いのリゾート
今日も建築家ケリーヒルの作品を紹介します。
タイのチェンマイという所にケリーヒルの建築があります。運河に面したこのホテルは運河に対して開かれ、反対側の道路に対しては宿泊棟を壁にして閉じた配置になっています。
しかし、道路側は木のルーバーのファサードが美しく、夜にはホテルの暖かな光が街を照らします。
ホテルができる前から存在していたレストランを取り囲むように建てられ、エントランスからはレストランがこのホテルの主役であることがわかります。
ホテルをまっすぐ突き刺すように伸びた廊下はレセプションとスパをつなぎ、宿泊者以外のお客さんもホテルの雰囲気を味わうことが気できます。
スパの前から見える蓮連とシームレスにつながった美しいプールもこのホテルの特徴です。
レトロなレストランを主役に置きながらそれを邪魔しないシンプルで落ち着いたデザインになっています。
今日はこれまで!ところで、ホテル選びって結構難しいですよね。最近はブッキングドットコムとかエアビとかで選んでいる人が多いんですかね?それもいいと思いますが、建築家とか歴史とかで選んでみるのも面白いかもしれませんね。そんなホテルの情報をこのブログでお届けできればいいなって思っています。それではまたどこかの建築でお会いしましょう。