今ベトナムのカマウという田舎に来ている
ベトナムの旧正月テト休みということで、今日から4日間、同僚のルムの実家(カマウ)にお邪魔している。
バスに揺られること10時間、そして、タクシーで1時間、それからバイクに乗って着いたのは夜の8時くらいだった。
川と畑とエビの養殖池がある典型的な田舎にポツンと彼の家があった。
玄関は開けっ放しで、枯れ草と木でできた小さな家だったが、どこか落ち着く雰囲気で広さもちょうど良かった。
明るくて優しいお母さんにお会いして、早速豪勢な食事会に参加させていただいた。
そこには近所のおじさんとルムの叔父さんと叔母さんがすでに酔っ払っていた笑
そして、少し離れたところに従兄弟の女の子二人が一人は動画をスマホで見て、一人は不思議そうに外国人の僕を見ていた笑
隣の叔母さんはベトナム語で話しかけ続けていて、どうやら受け入れてくれたようだ笑
とても優しい人達でおもてなしとして、お酒をたらふく振る舞ってくれた。
事前にとても飲まされるということは聞いていたから覚悟していたので、快く頂いた笑
密造酒であると聞いていたけれど今のところ体に害はなさそうだ笑
味は焼酎と日本酒の間といった感じ。
食事で驚いたのは豚の脳みそを食べたこと。
初めて食べたけど、味は白子と一緒で、美味しかった。
あとはイカの塩辛(イカなし)があったのには驚いた。味は日本のそれと全く変わらない。
しかし、飲み物は違った。コカ・コーラと同じ味と言われ出されたベトナムのコーラは風邪薬の味だった。
食事を終えた後、ベトナム人の大好きなカラオケ大会が始まったので、ルムと僕は少し離れたところにあるルムの祖母の家へ。
お婆ちゃんはなんと90歳!!とても元気で、開けにくそうな玄関のドアを力でこじ開けてくれた。
ルムとお婆ちゃんが会話に花を咲かせている間、邪魔をしまいとハンモックで一休みしていた。
気づいたらカラオケの音も聞こえなくなり、お婆ちゃんの家を後にした。
いつぶりだろうか、ホーチミンの濁った空気でしばらく見ていなかった星空を眺めながら、家に戻った。
シャワーは真水だったけれど少しも寒く感じなかった。今日はそんな夜だった。