幸せな本に出会ったお話
おはようございます。住所ベトナムのタカです。
突然ですが衝動的に本を買ってしまいました。
今日はその本を読んで感じたことやらを話そうと思います。
その本のタイトルは「売上を、減らそう。: たどりついたのは業績至上主義からの解放」という本で、noteでその本の紹介を読んでから即買いしました。
これが最高に面白い!
この本は、今話題らしい(ベトナムにいると日本のメディアに疎くて本を読むまで知りませんでした)「佰食屋」店主の書き下ろし書籍です。
従業員をとても大切に考えている店主のお話です。
ブラック業界と言われている飲食業界で一日8時間労働、残業ほとんどなしという経営を実現させているお店です。
こんな労働環境はのんびりしていると思われがちな、ここベトナムでもないくらいホワイトです。(少なくとも私の会社よりは断然)
従業員も人間ですよね。お客さんと従業員の間に上下が生まれれるのは本来おかしな話です。対等な関係であるべきだと私は考えています。
私が大学生だった時建築学科に所属していたので、よく設計課題が出されていました。各々学生が与えられた敷地と条件に従って自由に建物を設計することです。
その時劇場を設計していた私は従業員の部屋もお客さんが集まる場所と同じようにいい空間にしようと、自然光をいっぱいに取り入れたり、ただのボックスじゃなくて形にもこだわったりしていました。
そんな時教授から「スタッフエリアなんだから、そんなにいい環境にしなくてもいい」と言われました。
暗黙の了解で、スタッフの空間は最後に余った場所に押し込まれる場合が多いのが、学生の設計課題です。
でも、それによく疑問を抱いていました。「1日の大半を過ごすスタッフの空間こそよく考えて設計するべきなのではないだろうか」と。
日本はお客様ファーストすぎるんだと思います。人間皆平等でなければ幸せじゃないじゃないですか。
この本を読んでお金ばかりではなくて、人の幸せを第一に考えられるような人なりたいなと感じました。そして将来そんな会社を持ちたいなと。
それではこの辺で私のお話は終わりです。
ベトナムで働くタカでした。またね。
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