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愛情不足…?自閉スペクトラム症と診断されるまで。


まだ長男が自閉スペクトラム症と診断される前。

当時、授業中に席を立つ、急に廊下に飛び出てどこかに行ってしまう、先生の話を聞けない…

そして長男の担任の先生から言われた言葉が

「お母さんも沢山お子さんがいて大変だとは思いますが、ちゃんと本人の話を聞いて、気にかけてあげてください。」

私の解釈では「愛情不足」

とてもショックでした。

確かに、
朝6時に起きて、子供送り出して
仕事に行くまで出来るだけの家事を済ませ、
片道30分かけて仕事へ行き、
10時〜17時まで仕事で、終わったら学童と保育園へ迎えに行き、帰ってきてからもノンストップで家事を済ませて、20時には布団に入ってた。

ちゃんと話を聞けてなかったのかもしれない。

でも料理中に、今日学校どうだったの?と話してたあの時間はなんだったのか。
20時に布団に入って、次男三男を寝かしつけた後、2人でコソコソ話してたあの時間はなんだったのか。

ずっと長男は育てにくいとは思いながらも
これが子供なんだ、これが子育てなんだと自分に言い聞かせてきた。

そうやって6年間、自分の中でいっぱいいっぱいで子育てをしてきて、トドメに
「愛情不足なのでは?」
※未だに当時の担任の先生のことは苦手です(笑)

家に帰ってから子供の居ないところで、いい大人が大泣き。
今までしてきた事が全て否定された気持ちでした。

そしてそのまま時は過ぎ、長男も2年生。
環境の変化がかなり苦手な長男。
(私も苦手だったため、そういうものだと思ってました。)
クラスのメンバーや先生が変わることを凄く嫌がっていました。

2年生へ上がってすぐ、
相変わらず廊下へ飛び出し、保健室や、支援クラスに勝手に行ってたみたいです。
ですがその行動もエスカレートし、先生に見つかりにくい所へ隠れたり、机に頭を打ち付ける自傷行為をするようになり、そして
「学校に行けない…行きたくない」と寝込んでしまうまでに…。

そしてその時の担任の先生と話し合い、
「発達検査を受けた方がいいかもしれない」
と言われました。

初めて言われた発達検査。

でもそこにネガティブさは全く感じなく、
直ぐに発達検査をしてもらい、
「自閉スペクトラム症」
と診断していただきました。

診断していただいた先生からは
「ショックかもしれませんが…」と言われましたが、
ショック。なんでうちの子が?の気持ちは一切なく、むしろ愛情不足では無いと言ってもらえて、安心しました。

そして私が感じてた、育てにくさはこれだったのか。
と納得の方が大きかったです。

ここまでが長男が「自閉スペクトラム症」と診断されるまでの流れ。

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