アラフォー子なし専業主婦の憂鬱
ぼんやり生きていたらあっという間に40歳が見えてきました。
30歳あたりで結婚して、そのタイミングで仕事を辞めて専業主婦になって。それからしばらくは、まぁ(おおむね)幸せに暮らしてきました。もちろん夫とも喧嘩したこともあるし、浮気されたこともある。それでも、この生活がこれからも続くと信じていました。
でも、最近なんだか不安なんです。
不安の原因はいろいろあるけど、一番の原因は自分のキャリアのなさ。なんのスキルも持っていない自分のことがすごく怖くなってしまって。
たしかに夫婦の資産は増えてはいるものの、「それは私のものでは無い」という意識があって素直に喜べない自分がいて。今後、仮に夫と離婚するような事態に陥ったら、もしかして生きていけないんじゃないか?という不安が渦巻いています。
どこからか「じゃあ働けば?」という声が聞こえてきそうです。
それは自分でも分かっています。でも、長い長いブランクがあってどうしても一歩踏み出すことができません。パートやアルバイトから始めたいけれど、環境的に難しい部分がある。
そうして、一人もんもんとしてしまうのです。
こうやって文字にしてしまうと、「なんて馬鹿げた贅沢な悩みなんだろう」と自分でも思います。世の中にはもっと辛いこと、悲しいことがあるのに、こんなことで悩んでいるなんて。
でも、こうやって書きだしたことで少し気が楽になりました。
やっぱり頭でぐるぐる考えているだけだとだめですね。こうやって書きだしていくことが大事。
最近「Z世代」を代表に、世代に名前をつけて呼ぶことが多いですよね。団塊の世代とか、氷河期世代、ゆとり世代などなど。
先日この世代の境目を示した表を目にする機会があったのですが、私の生まれた1986年生まれはこの世代のどこにも属していないみたいなんです。そんなことある?
まぁ、でも狭間の世代であることは確かに実感としてあります。
女性が結婚すると専業主婦となることが当たり前だった世代から、結婚しても出産しても働くことが当たり前になる世代。そのちょうど狭間にいるのが私たちなんだと思う。
ちょうどグラデーションにあたるから、専業主婦でも、働いていても、それぞれの葛藤があるんだと思う。
きっと私と同じように悩んでいる方も、少なくないと思います。
そんな人たちと、ここで繋がれたらいいな。