はじまりはいつも雨
「はじまりはいつも雨 」これはASKAファンだけではなく、世代を超えて、多くの人に愛されている1曲ではないでしょうか。
ASKAマジックが生み出した、名曲です。
「君に逢う日は 不思議なくらい
雨が多くて
水のトンネル くぐるみたいで
しあわせになる」
雨の景色を、水のトンネル くぐるみたいで、というキャッチな表現を使うことで、一瞬にして、まるで遊園地に行ったようなワクワク感に変えてしまった言葉の力、凄いです。もうここで、聴く人はASKAワールドの中の引き込まれています。
恋する二人を包む雨は、愛の音。何か足りないと感じていた僕の気持ちは、雨の演出が重なって満たされている。愛する二人の鼓動が伝わって、聴いている私達の心も幸せ色に染まります。
「愛の部品も そろわないのに
ひとつになった」
この幸せいっぱいの景色の中で、
「わけもなく君が 消えそうな気持ちになる」
と不安要素がいきなり語られる。なぜこんな歌詞を入れたんだろうと思っていたが、恋にありがちな不安定要素を挟み込むことで、より二人の恋がリアルになって、行方を応援してしまっている私達がいることに気づかされる。
ずるいよ、ASKAさん。
二人の恋ははじまったばかりなのです。
「今夜君のこと誘うから 空を見てた
はじまりはいつも雨 星をよけて」
随所に挟み込まれたASKAさんの斬新な逆転の発想で、私達はASKAワールドに引き込まれていきます。
雨の日をすっかり幸せ色に変えてしまった革新の名曲です。
この度 発売30周年を記念して、s.e.i.k.oさんが素晴らしい企画を立てて下さいました。
ASKAさんとの出会いから2年あまりの私にとって、何か書くことなど出来ないなと、参加は考えていませんでしたが、この詩を追っていくなかで、気持ちが変わったのです。
「僕は上手に君を 愛してるかい 愛せてるかい」
「君は本当に僕を 愛してるかい 愛せてるかい」
ASKAさんから、愛は互いが育てていくものだよ、君は僕を愛せてるかい、と、声が伝わってきたように思いました。
ASKAさんに期待するばかりじゃあなくって、この企画を通して私にも出来ることがあるんじゃあないかと、急遽参加を決めました。
ASKAさんの楽曲を通して、またblogや日々の活動から、いつもパワーをいただいています。
ASKAさん、ありがとうございます。
ASKAさんの生きる道跡に、歌が生まれます。その歌がこれからも、人々の希望の灯となって行く道を照らし、いつも一緒に歩んでいけますように。
はじまりはいつも雨 発売30周年おめでとうございます。この素敵な楽曲が、時を超え、国を超え、いつの時代も歌い継がれていきますように。
素晴らしい企画を立てて下さいましたs.e.i.k.oさん、ありがとうございます✨
#はじまりはいつも雨を語ろう
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