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ぶぶぶバザールvol.7 開催しました!

皆さんこんにちは!現在、ここにあるでインターン中のやまもとです。
さて、来たる9月21日(土)、ぶぶぶバザールvol.7があまがさきキューズモールにて開催されました!今回は、各出店者さんの好きが詰め込まれたブースを中心に、当日の様子をレポートしていきます!

vol.7のテーマは、ぶぶぶ初となる「ZINE」!

ぶぶぶバザールでは毎回それぞれテーマが設定されているのですが、今回のテーマは「ZINE」。ZINEとは、出版社ではない個人や団体が制作する小冊子のことです。イメージとしては、小さな「文学フリマ」を思い浮かべてもらえると近いかもしれません。出店者さんそれぞれの思いがつまったブースとなっていて、眺めているだけでも楽しい!ZINE意外にもさまざまな古本や、お手製のしおりなどのアクセサリーも並んでいました。

月刊無職さんとのトーク「わたしをことばにのせるには」大盛況!

もはやぶぶぶでは恒例となりつつある、トークイベント。今回は無職ライターが記事を書いて毎月発行される「月刊無職」さんにゲストで来ていただきました!聞き手は、コピーライターでもある白川烈さんです。

一時的に仕事から離れる期間を「キャリアブレイク」と捉え、当事者たちが自身で記事を執筆する情報誌月刊無職さん。「わたしをことばにのせるには」というテーマで、当時無職ライターだったあーちゃん、たおちゃんのお二人に、ご自身の経験を執筆することについてお話しいただきました。

半年もの間、毎月書き続けられた理由や「なぜ書くのか?」などがトピックとして挙がったなかで、いかに嘘をつかずに素直であれるか、かっこつけずに書くことができるかというお話が個人的に印象的でした。仕事から離れ、肩書きがなくなるキャリアブレイク期間は、何者でもない自分でいるということ。けれど、周りに対してかっこつけてしまったり、何者でもない自分のままいることの難しさ。フィクションではいくらでも嘘を盛り込むことができるなかで、自分たちの経験をZINEにする月刊無職さんならではの悩みでした。自分をありのまま文章に載せる勇気って、なかなか出ないものですよね。

ワークショップも大盛況!ことわざをアップデートできましたか?

今回のワークショップは、ペーパーユニット匙匙匙匙さんによる「手びねりワイヤーオブジェづくり」と、ぶぶぶスタッフ考案「ことわざアップデート」の二本立て。

手びねりワイヤーオブジェは、ぶぶぶ皆勤賞、ぶぶぶの化身、いやぶぶぶの権化ともいえる、ペーパーユニット匙匙匙匙さんが担当してくださいました。カラフルなワイヤーを好きな形に折り曲げて、参加者さんがそれぞれ思い思いのオブジェをつくり上げます。

ぶぶぶスタッフ担当の「ことわざアップデート」は、メンバーたちとの飲み会での会話から始まったそう。

「『猿も木から落ちる』なんて実際に見たことない。現代風に言い直せば、『アンミカもたまに落ち込む』がちょうどいいんじゃない?」という一言から、スタッフで一時間近く飲みながら遊んでいたのだとか。会場の随所にアップデートされたことわざが貼られていて、納得できるけどくすりと笑いたくなるような楽しい企画でした!

ぶぶぶバザール、出店者の方々をご紹介!

さてさて最後に、今回出店してくださった方々をご紹介していきます。今回は歴代のぶぶぶでも最大の出店者数!皆さんそれぞれの色が出ていて、素敵な光景でした。

BAMBOODO さん

写真集やイラストのZINEが並んだ横で、缶バッチのワークショップを開催。
本のページを切り取ってオリジナル缶バッジをつくる過程に、大人も子どもも夢中になっていました!

写真中央の機械で缶バッジをつくる。ひとだかりが絶えず大人気!

地域似顔絵師yana さん

見たり聞いたりした景色を、地図のような絵に落とし込む「地域似顔絵師」さん。
とっても精巧な筆づかいで、これ全部手書きなの...!?とまず驚くところから。ただの地図ではなく、よく見てみると人が歩いていたり景色が織り込まれていたり。じっくり読み解きたくなる絵が印象的でした!

1/4(クオーター)さん

「クォーターライフクライシス」をテーマに、20代後半の友人3人が気になっていることをまとめたZINEを出展。個人的な悩みも、ZINEという形になればこそ、見知らぬ人とも共感できるようなつながりを生むことができる。ZINEの良さはこんなところにあるのかもしれないですね~。

マーガレット三姉妹 さん

思わず近寄ってみたくなるような世界観

kaori’s world people  さん

民族衣装を実際に見るために旅をしているかおりさん。漫画のようなタッチで書かれた旅絵日記のZINEは、読んでいる自分も旅を追体験できそうなほどで、旅の舞台は台湾やメキシコ、インド、スリランカなど。かおりさんの絵日記を持って旅してみたら面白そう!

TANK さん

仲良し四人組で出店。それぞれ写真やデザイン、イラストを制作しているそうで、部屋に置いてあったら絶対おしゃれ!なZINEやポストカード、シールなどが並んでいました!

どこかの本屋で買ってきた新刊を定価で売ってるブックス さん

名前の通り、本屋さんで買った読みたい本を、ぶぶぶバザールで販売している。ぶぶぶで売れたらまた買えばいいし、売れなくてもお家にもって帰って読むだけ、というプロセスを踏んでいるそう。本屋さん的なことができるからという理由で、ぶぶぶバザールを経由してみているらしいです!おもしろい!まさにお手軽本屋さん。

お湯 need is SPICE さん

お風呂とスパイスへの愛でできたZINEを販売。大阪の肥後橋にて、スパイス居酒屋 はらいそSparkleを営む店主が中心につくったそうで、愛が強いのも納得です。

mimi books さん

スリランカでの旅をまとめた一冊のZINE、とっても素敵な表紙は一枚一枚手描きでつくっているそうです。写真のスライドショーも展示してあって、こんなところだったんですよ~とZINEと写真を合わせてお話してくださいました。スリランカの話でお客さんと盛り上がっていた様子は、本を通して「好き」という気持ちで人とつながるという、まさにぶぶぶなモーメントでした!

カク さん

漫画と文章のリレーでつづられた月曜日の物語のZINE。ユニットでリレーしながら書くというスタイルがあるんだ~という発見と、ZINEをつくる過程も好きに楽しむことができるって発見!

F3hito(フミヒト)さん

大学の授業がきっかけで詩を書くようになったF3hito(フミヒト)さん。図形詩という詩の文章をとあるものの形になるように並べた詩の形式で、目で楽しむこともできるのが特徴。読むだけでない詩の楽しみ方があるってことと、図形にするからこその難しさも教えてくださいました~

ペーパーユニット匙匙匙匙 さん

ワークショップも開催してくださったペーパーユニット匙匙匙匙さん。本のみでなく雑貨等も並んでいて、お花のブーケまでありました!お話を聞いてみると、自分たちで川に行って、良さげな植物をじっくり選んでいるそう。丁寧に作られた素敵なブーケでした~

月刊無職 さん

トークイベントでもお話してくださった月刊無職さん。キャリアブレイク中の方々の経験談が書かれたZINEを、編集者のはるさんもブースに立ちながら販売していました。

次回のぶぶぶは、11月16日(土)に開催です!

ぶぶぶバザールは、あまがさきキューズモールで【奇数月の第三土曜日】に開催しています。

次回の開催日は、11月16日(土)!次回のテーマは「子ども」です。お子さんも、大人のなかにいる子どもも、子ども心をくすぐられるようなコンテンツを用意しています。ぜひ皆さん、次回のぶぶぶでもお会いしましょう〜!楽しみにしています!


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