交換日記「私が私に還り、そして生まれ変わる旅」
ワーケーションとは
「ワーク」(仕事)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語だそうです。
パートナーが長崎県の五島列島に行って初めてこの言葉や企画を知りました。
オンの顔・オフの顔
パートナーは仕事とプライベートの境が曖昧です。
いつもスマホを眺め、仕事の資料や関連記事を読んだり、メールチェック、SNSチェック、時々猫動画、時々私の投稿。それをエンドレスに眺めています。
パートナーにとって、仕事で得たものを、お家に帰って来てプライベートとのバランスを整える時間である。と思っています。
なので、できるだけ止めないようにしています。
大事な時間だから。
でもその時間が長いほど思うことが
あなたが本当に欲しいものは
スマホの中にはないよ
ということ。本人に何度か伝えたことはありますが、いつもピンと来てない感じです。
まぁ、私もパートナーの本当に探しているものが何なのかはわからないので、それ以上は言いませんが。
ワーケーションの時間は限られていて、オンとオフの時間を有効に使えたのではないかと思います。
それも、ワーケーションの魅力であると思っています。
オンの時間、オフの時間を線引きできることでメリハリもつくだろうと思います。といってもオンオフどっちもというのもありますかね。
現地にいて体験したことの文章が生き生きと素直に自分を表現しているように私は感じています。
自分自身に繋がれたのではないでしょうか。
大人になってからの経験・体験
ワーケーションでの体験は、自分自身の喜びを浮き上がらせてくれるのではないかと思うのです。
なんでも簡単に手に入るようになった時代に、お金や物ではないことで、自分の素の感覚を取り戻すことができていたら、素敵なことだな。
思考が先行するパートナーにとって、常に「ワクワクを即決する」ことは、なかなか都会では経験ではなかったのではないかと思います。
「考える前に飛べ」
本人はついていっただけと行っていますが、都会だと「やらない」選択肢をもっていて、やらないを選ぶ確率が高いことも、ワーケーションだと気軽に踏み出してる。ならではの経験だったのではないでしょうか。
そんな経験が思考と繋がって、表現していくようになるのではないかと思います。
海、山、空、雲、風
環境が変わるだけで、いつもあるものと違って見える。
私は人生を
「ジグソーパズル」だと表現することがあります。
ワーケーションはジグソーパズルの色を豊かにする
と感じています。
現状のピースから、仕事だけを取り出して、自然のピースの中にはめ込む。
仕事のピースの違和感。
自然のピースと調和しようとするエネルギー。
仕事のピースは自然のピースに影響され色を変えずにはいられない。
外は変わらないから、変わるのは自分(仕事)。
頭の中に映像として浮かんでいるのに、言葉にできないもどかしさ。
自然と共にある
私が私らしくある
人が人らしくある
そこにあるエネルギーは「自然治癒力」みたいな感覚があります。
みんながみんならしくいられる社会
そうあれるといいですね。
ワーケーションはその一歩のような気がします。