2と和解する
一番小さな素数は2だけど、なんだか2はズルイような気がして、その次の3を好んでいました。偶数はすべて「2の倍数」なので、自然数の半分を2が支配している感じがして。
だからなんだか奇数の方がいいな、と思ってしまうわけです。「2よりも大きい素数はすべて奇数」なので、奇数の多様性に惹かれる。でも同時に「偶数/奇数」という分け方に縛られている気がして2を呪ったりします。2の呪縛。
でもでも、ちょっと前によーく考えると、自然数が無限にあるのなら、どの数字の倍数も存在する数は同じなので、2をズルいとか、小さい数の方が有利とか、そういうことではないのだな、と気付いて、ゴメンナサイ。
世のみなさんが、どんな風に数字を見ているのか、知りたい。