離婚しようとして踏みとどまった話


今日の出来事。

いつも溜め込んでいたことが爆発して、朝から夫に離婚をしたいと言った。

夫は「印鑑押すから(離婚届)貰ってきたらいい」って言って出て行った。



離婚したい、そう夫に言ったのは何度目だろう。

この台詞を言うたびに、私は彼にがっかりして、呆れている。



日頃の暴言とか、酷い態度とか、無視をされて話し合いさえできないこと。

どうして結婚してしまったんだろうと思っても、今更すぎる出来事。後悔したって戻らないのは分かってる。




離婚しても、私にはなんとか働き場所があり、独身時代の貯金があるから、すぐに生活できなくなることはないだろう。

だけど、息子には裕福な生活を送らせてあげることができないだろうな。習い事もさせてあげられないだろうし、広い家に住むこともできないだろうな。




私は息子がいてくれればそれだけで幸せで、息子のために生きようと思えるけど、成長した息子はどうなんだろう?

離婚して父親がいないことを辛く思う日が来るのかな。






私さえ我慢すれば。

私さえ暴言や酷い態度に堪えられれば、息子の生活は保証される。


十分な生活費も貰えるし、私は無理に働かなくても息子のそばにいられて、習い事もさせてあげることができるし、息子の世話も一人より二人の方がマシだろうな。




私の気持ちを優先するなら、もちろん離婚したい。離婚して、少し落ち着いたらきちんと大切にしてくれる人と再婚したい。


だけど、息子のことを一番に考えると離婚せずに両親が揃っていた方がいいだろう。





息子が夫を見て成長して、夫のような言動をするようになってしまう可能性があることは心に引っかかってるけど。


とにかく私が我慢すればいい。

だから私から夫に謝った。



もし許してもらえず仲直り出来ないならば、それならそれで離婚すればいい。

夫も自分が大切なら離婚を選ぶだろうから。



どちらにしても覚悟を決めて生きるしかない。


息子が生まれてきてくれた時点で、私の最優先は息子の幸せに決まってるのだから。

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