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社長のひとりごと

とあるサービスの名称を考案中。
正直、この時間がいっちばん楽しい。

どうやら私は心のどこかでコピーライターになりたかったようなのだ。
だが残念ながらセンスというものを母親のお腹の中に置き忘れてきたらしい。

JET。

窓の外を吹き荒ぶ春一番とともに突然、頭の中に舞い込んできた言葉。

ええやん。ええやん。
私は調子に乗るとちょっとだけ関西弁になる傾向がある。

決まった。
センスがないので本当に良いのかどうかも分からないが、すごくしっくり腹落ちするのでヨシだ。

そういえば昔々の大学生時代、JetというオーストラリアのバンドのAre You Gonna Be My Girlという曲が好きだった。
以前iPodのCMでも使われたことがあるので知っている人も多いだろう。

その曲が流行ったのは2003年。
私がコンプライアンスの向こう側を歩いていた頃。
ショッポを吸いながらアロハシャツに下駄履きで通学するのが21世紀のクールな大学生だと信じて疑わなかったあの頃。
ほこりまみれのボロボロの中古車に組み込んだ2DINのカーステレオから喧しく流れていたあの曲。

久々に聞き直してみると、懐かしくもヒリヒリとした危なっかしい青春時代の風を頬に感じた気がした。


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