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*自分の好きがわからなくなった「正解」を探す旅

cocon.です

こんなことを昨日呟いたのですが、本当に自分の好みがわからなくなっていた時期がつい最近まであります。

以前、好きだった人によく持ち物を否定されたことがあったんです。

そんなことをしていたら

「これを持っていてあの人は何て言うだろう。周りから見てどう見られるんだろう」

と考えるのが癖になってしまって、物を買うのが怖くなってしまったんですね。

「正解」を見つけようとしてしまって、何が「正解」がわからなくなってしまったんです。

ちょっと未だにそれが残っているところもあるんですけど、少しは改善されたんですね。

怖いですよ。
好きだった人とは今は疎遠になっているし今は好きと言う感情はないんですけど、その私が持つものの「正解」を探す癖はなかなか抜けなかった

買い物とかしようとしても全然楽しくないんですよ。

友達と買い物に行って友達は楽しそうに買い物をしているけど、自分は何を買ったらいいのかわからない。
友達の買っているものは「正解」に見える。

ネットで欲しいものがあってもカラーバリエーションががあると、どのカラーを選ぶのが自分の「正解」なのかわからない。

第3者の目線になって、自分がこれを持っている姿を想像するけどどれも違う気がして買えない。

日用品とかは買えます、でもお洋服とかコスメとかお財布とかバッグとかアクセサリーとか携帯ケースとか人から見える物を買うのがちょっと怖かった。

結局無難なところで落ち着いてしまう。

私はザクザクとした性格で、女性らしいと言うよりは男性的で笑いを取りに行く方だし、清楚系よりはカジュアルな感じ。守りたいとは思われないタイプなのです。

でも、やっぱり女性なので女性らしいものが好きな部分ってあるんですよ。

カラーでいうとピンクとかレースも好きだしパールも好きだしパンツよりはスカートの方が好きだし。

でも、そういう部分を好きだった人に見せた時に「そういう感じじゃないでしょ?」って笑われたんです。
(なんでそんな人好きになったの?とかは今は置いておいてください。笑)

好きな人の言葉って親の言葉と同じくらいダメージが大きいんですよね。
好きな人だから気にられたいと思ってしまうので、そう言われてしまうと自分が間違っていてものすごく否定された気分になる。

その人とは半年くらいで気持ちが離れてしまったこともあって関係はなくなったんですが、それから2、3年くらいは本当に買い物できなかったんです。

服とか買わなかった。


最近買えるようになったきたのは、

「好きなものが好きで何が悪い」

と思えるようになったからかもしれないです。
何より自分が好きで買ったものってテンションが上がるというか、自分を幸せにできているという感覚が大きいんですよね。

当たり前の感覚なのかもしれないんですけど、そういう当たり前の感覚ですら私は忘れてしまっていたんです。

「正解」なんて自分が好きなものを買って、持って大切にすること、なのに私は他の人の目を意識しすぎてできなくなっていた。

本当に「人の目を気にする」って怖いことですよね。


今はピンクのもの多いです。

手帳カバー、iPadのカバー、携帯ケース、ノート、シュシュ、部屋の小物・・・

今見渡してもピンクが多い。
そしてそれを見ると心がウキウキする。

TPOってあると思うので、必要な時に必要な格好をしていくとか、持ち物を変えるとかは必要だとは思いますが、自分を作るのって結局自分なので、誰かの目を気にするのは必要最低限でいいと思います。

私のように買い物をする楽しさとか好きなものを持つ喜びを忘れないで欲しいです。

本当に辛かったので。

自分のテンションのあがる、好きなものを持って毎日ウキウキして過ごしてくださいね。

(そして相手に何かを伝える時、その言葉に思いやりがあるかどうかを考えるのは大切だな、と思います)

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