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日光のルーツを巡る旅(1)
日光のルーツ
コーヒーやキッチンカーの話題ではないですが、
意外と知らない"日光のルーツ"をお話しちゃいます。
日光と言えば、東照宮を思い浮かべる方がほとんどでしょうが、日光のはじまりの歴史は、それよりずっとずっと古いのです。
日光開山
その主役、日光を開山した勝道上人(しょうどうしょうにん)のお話を中心に進めましょう。
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奈良時代の中頃、現在の栃木県真岡市に暮らす勝道上人の夢枕に、明星天子が現れ、
「仏教を学び、補陀落世界を開け」
とのお告げがありました。
星の宮
この明星天子を祀ったのが、金谷ホテルに向かう坂の途中にある「星の宮」です。
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神橋
そして、766年、日光にやってきた勝道は、大谷川(だいやがわ)の流れに阻まれ、難渋していました。
するとそこに、対岸から2匹の大蛇が現れ、橋となり、滑らないようにその背に山菅が生え、川を渡ることができました。
なので、神橋は、別名「山菅の蛇橋」と呼ばれるのです。
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この大蛇を遣わせたのが、深沙王。
西遊記の三蔵法師を、旅の途中で護った神とも言われています。
この深沙王は、神橋の対岸の「深沙王堂」と言う小さなお堂に祀られています。
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(つづく)