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『哲学』の散歩道 Vol.22『思考のこころみ』 命題4 意味と価値と真実(3)(541文字)
前回まで、基本観察面を通じ、自分の領域を示し、多面的な性格や認知などについて考察をしてきた。
今回は、いよいよ意味と価値の関係に迫る。
意味と価値の関係を、基本観察面(基本四象限)から見立てると、非常に単純に図示することができる。その前に、縦軸と横軸の関係性をまとめてみよう。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/39578569/picture_pc_81eb97f50d399a2b62d2972a154873e1.png)
上図が基本観察面である。
この縦軸と横軸が様々な語彙と相関する。たとえば、「存在」とは、
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/39579104/picture_pc_523bac473e4f6dd565f8f9d5e2a421b3.png)
であり、縦軸が「存」、横軸が「在」に相関がある。
また、「能力」でいえば、
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/39579599/picture_pc_f2ff973c83122eb906b6b0324d064e20.png)
縦軸は「能」。「能力」の「状態」ということもできる。また、横軸は、その能力を支える「力」であり、「能力」を発揮する「底力」を指す。
また、為る、居る、有るという三つの語彙として、
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/39579798/picture_pc_0744708c0a6206e9bb9b022f574287d4.png)
縦軸が「為る」、横軸が「居る」、つまり存在の「在」と関連する。
(こころ)と<あたま>と[からだ]は、
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/39580062/picture_pc_1ad9c044f5be2fc9d489268c0286f2f4.png)
のように相関する。
立体モデルに表すと、二つの軸は、それぞれの面として現れる。以前示したが、青、緑、赤、のそれぞれの面を象徴する語彙があった。ここでもう一度掲げておく。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/39580306/picture_pc_d9d6350602d0740c4589ed9a1fdba2ae.png)
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/39580308/picture_pc_99e9fd1afacf6aa99fe9ac32337fbd40.png)
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/39580312/picture_pc_d954a46adcf9a044c774cee5fcf014c1.png)
結果的に振り出しに戻るが、価値はべースの領域に広がっている。そこに左右を認識する能力が加わる。そしてそれぞれを指し示す、結果の領域が見えてくる。
これが、真実と意味と価値の関係である。
次回 SEASON2へつづく
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