朝9時
本来観光客で賑わう時間
暇(いとま)をもらって
静かな風景だ
開廟して千三百有余年
その歴史上
ここまで閑散としているのは
初めてのことだろう
閑はその昔
門に東と書いて「闌(しきり)」とし
門の仕りの意味だった
それが略され、閑となる
だから閑には「ふせぐ」意味があり
防閑(ふせぎはばむ)ことをいう
間と通用し「ひま、しずか」の意味にもなり
閑暇(ひま)と使うようになった
このご時世
閑は単なる閑(ひま)でなく
防ぎ阻むため
この時を閑静に過ごす
釈迦如来さまも門前で閑座しておられる
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