『悪』の根本原理 Ⅸ.悪の命題
1)クリスマスと『悪』
① クリスマスの秘密
今日は趣向を変えて、クリスマスにちなんだお話しを致しましょう。ハンス=ヴェルナー・シュレーダー著、「クリスマスの秘密」から、本来のクリスマスの役割について知られざる一面をご紹介します。
皆さんは、クリスマスにはどんなイメージをお持ちでしょうか。一般的な印象では、クリスマスは赤い服を纏ったサンタが家にプレゼントを持ってやってきて福音をもたらすような印象がありますね。子供のころは、クリスマスプレゼントを心待ちにしていた時が皆さんにもあったに違いありません。
しかし、歴史的な事実や情報ソースをよく調べてみると、私たちが知っている内容とはまったく違う意外な真実に遭遇することがあります。いつの間にか私たちに異なる印象が刷り込まれているのです。実は、本書の中では、内容の1/3程度を割いて「悪」のことが書かれているのです。これには、私も少し戸惑いを感じました。
もちろんクリスマスの福音と祝福について記されてはいるのですが、それも儀式をとても大切にしている一面があり、プレゼントについてはほとんど記されていません。クリスマス商戦などといわれ、私たちは商業的な戦略に乗せられている感がありますが、それらの事も含めて、本来のクリスマスの意義とは何かをここで問いたいと思います。
そこで、今回はクリスマスにちなんだ『悪』のお話しをましょう。
ここのコメントを目にしてくれてるってことは最後まで読んで頂いたってことですよね、きっと。 とっても嬉しいし ありがたいことです!マガジン内のコンテンツに興味のある方はフォローもよろしくお願いします。