見出し画像

【東京科学大学(東京工業大学)大学院入試】建築学系 試験勉強(共通科目)編

こんにちは。
今日は、東京科学大学(東京工業大学)建築学系の大学院入試を受験し合格した私が、入試までのスケジュールと試験勉強の内容について詳しく書いていきます。

こちらの記事は、試験勉強編です。
試験準備編(TOEICと研究室訪問)は、前回の記事で書いているので、まずはそちらを読んでみてください。

大まかなスケジュールを説明した後、細かくどのような教材を使って、どのように勉強したかをお伝えします。

入試までのスケジュール

以下、入試までのスケジュールです。
私が実際行ったスケジュールで、こうすれば必ず受かるというものではないので、あくまでも参考程度にお願いします。

大学3年4月:先輩に話を聞く

大学の先輩で東工大に外部から受かった方(2学年上の先輩)がいたので、連絡を取って試験までのスケジュールやまず何からやったらいいか?ということを聞かせてもらいました。
実際に受験した人の話を聞いておくことで、試験までのスケジュールをイメージしやすかったです。
この時は、大学3年のうちは旅行とか遊びを楽しむこと、TOEICでいい点数を出せるように勉強しておくこと、もし余裕があるなら建築史は定着するのに時間がかかるから大まかな流れは掴んでおくとかしてもいいかも、ということを教えてもらいました。
また、この時に先輩から過去問やまとめノートなどをいただきました。
ここまで読んでみて、もう自分大学3年終わりなんだけど、、って焦ってる人、安心してください。

〜大学4年4月:TOEIC受験

せっかく早く動いて先輩に話を聞いたのに、結局ダラダラしてしまった3,4月でした。前回の記事でも書いた通り、大学3年の2月に納得のいくTOEICの点数を取りました。

大学4年5月:説明会と研究室訪問

これも前回の記事で書いた通りです。
多くの人は、ここで過去問やまとめノートをいただけると思うので、できれば早めに行けるといいです。
ちなみに、私が参加した時に1つ下の学年の子も来てたみたいなので、別に受験学年じゃないと参加してはいけないというものでもないです。今こんなことが気になっているんです、どんな研究をさせてもらえますか?って聞きにいくといいと思います。

大学4年5月〜7月:午前科目の勉強

私が受験する年から、午前の共通科目が全科目受験必須に変更になりました。(昨年までは3/6分野選択方式)
これを知ったのはたしか3月の頭頃。
3月の説明会には参加できなかったが、何となく建築学系大学院入試用のホームページを見てみたら、今年から出題形式を変えます!全部受験してください!となってて、3科目選ぶつもりでいたので大焦り。。いや、構造苦手だし、環境勉強し直さなきゃじゃん、、せっかくTOEICの点数取れて頑張るぞって時に落とされました。笑
でも、やるしかない。
大学3年の4月の時に聞いた、院進勉強に必要な教科書を本屋さんでかき集めました。

大学4年7.8月:午後科目の勉強

午後の科目というのは、自分が行きたい研究室の先生が指定した科目(複数指定の場合は自分で1つ選択する)のことです。
意匠系だと、即日設計を指定されていることが多く、たまに建築計画でもいいところもあります。
都市計画系だと都市・まちづくり、構造系だと構造、環境系だと環境・設備、建築史系だと歴史・意匠を指定されていることが多いです。

例えば、A・B・Cの3つの研究室を志望するとします。その時は、この3つの研究室で共通して指定されている科目を選びます。
(例)
指定されている科目が
A研究室→即日設計、計画、都市、環境
B研究室→即日設計、計画、都市、意匠
C研究室→即日設計以外全て
であるときは、建築計画か都市・まちづくりのいずれかを選択できることになります。
私は、都市・まちづくりを選択しました。
勉強法については後ほど書きます。

大学4年8月:口頭試問の練習

私は、早めにやっておこうと思って、進路がすでに決まっている友人に面接練習に付き合ってとお願いしていたのですが、筆記試験に受からないことには口頭試問に進めないこともあり、結局筆記試験が終わるまでは練習しませんでした。
筆記試験が終わってから口頭試問まで1週間くらいあるので、そこで練習できます。
具体的にどのように準備したかも別の記事で書こうと思います。

ここまでが試験までのスケジュールです。
イメージ出来たでしょうか?
ここからは、具体的に筆記試験をどのように対策していったかを詳しく書きます。

筆記試験対策

午前の共通科目と午後の専門科目に分けて書きます。
この記事では、午前の共通科目について先輩方からの話を元に用意した、実際に使った教材とその使い方を説明します。

詳細スケジュール

上記では、試験準備から試験までの大まかな流れを書きましたが、ここでは、何月のいつ頃にどの科目の勉強をしていたかを表にしたので参考にしてみてください。もちろん反省点もあるので、これをみて自分なりのスケジュールを立ててみてください。

↓詳細スケジュール
あくまでも私のスケジュールを振り返ったものなので、参考程度にどうぞ。

ここから先は

5,111字 / 1画像

¥ 800

PayPay
PayPayで支払うと抽選でお得

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?